
Urocaridella sp. C
生息分布 / 伊豆以南〜西部太平洋〜インド洋
ソリハシコモンエビ属(Genus Urocaridella )の基本種とも言えるテナガエビ(Family
Palaemonidae )。
未だ未記載種なので、ここでは"Urocaridella sp. C "と表記する。
身体は透明で、額角や第三腹節の頂、腹節の裏側、鋏脚等に紅白の模様が入る。
頭胸甲と腹節にはいくつかの小さな赤いスポットが入るが、全体的なイメージは地味な部類だろう。
岩穴の中や海底洞窟などに棲み、大型のハタ(Family Serranidae )やウツボ(Family Muraenidae )等の口や鰓腔内に入り、寄生虫を食べると言われている。
クリーニングステーションには、複数の個体が一緒に棲んでいるので、1匹見つかれば多数の本種が発見できる。
鋏脚を力なく下げ、腹肢の動きだけで中層を漂っていることが多い。
水槽内では、照明が点灯している内は、LRの影や、水槽底面でじっとしているが、魚が近寄ってくると出てきてクリーニングする様子が観察できるだろう。
飼育は容易だが、小型のハタ(Family Serranidae
)や、べラ(Family Labridae )等肉食魚には捕食されてしまうので、混泳することは出来ない。
同属の中では、最も大きくなり、体長は4cm近くなることもある。
複数飼育も可能だが、ミカヅキコモンエビ Urocaridella sp. を除くソリハシコモンエビ属(Genus Urocaridella )のテナガエビ(Family
Palaemonidae )はグラスシュリンプの中では性格的にきつい面もあり、同種他種に関わらず、脱皮の際を狙って襲うこともある。
商業ルートにも割りと載る方で、マニラ便、ネシア便、沖縄便で入荷した個体がショップで購入できる。
価格は安価な方だ。


ミカヅキコモンエビやベンテンコモンエビに比べると、どうしても地味な印象は拭えません。
アクアシーンへの流通もあまり多いとは言えない種ですが、沖縄の通販ショップ等で入手することは可能です。
良く見ると、それなりに綺麗なんですけどね・・・。f(^^;)
複数飼育も可能ですので、水槽に沢山入れれば、クリーニングで集まってくる様子が見れて面白いと思いますよ。