
Urocaridella sp. B
生息分布 / 伊豆以南〜西部太平洋〜インド洋
多数の赤い斑紋に所々入った白いスポットが美しいソリハシコモンエビ属(Genus Urocaridella )のグラスシュリンプ。
同属のソリハシコモンエビ Urocaridella sp. に似るが、本種の方が赤い斑紋が大きく、数も多いので、容易に識別できる。
更に両種の中間的な雰囲気を持つクリアクリーナーシュリンプ Urocaridella antonbrunii Bruce,1967 と言う種が居るが、学術的な分類は進んでいないようだ。
未だ未記載種なので、ミカヅキコモンエビ Urocaridella sp. 同様、ここでは
"Urocaridella sp. B "と表記する。
側面から見た第三腹節の頂が著しく突出していることも特徴で、駱駝のような趣。
自然下では、大型のハタ(Family Serranidae
)やウツボ(Family
Muraenidae )のクリーニングをしているところを観察することができる。
クリーニングステーションと呼ばれる岩盤の裂け目やサンゴの根に集団で棲み、魚のクリーニングをしている。
自然下での生体数はかなり多く、商業ルートにもそれなりの数が載るので入手は容易だ。
飼育する上で、小型のハタ(Family Serranidae
)や、べラ(Family
Labridae )等肉食魚との混泳はできないが、飼育自体は難しくない。


甲殻類好きのダイバー達には、ミカヅキコモンエビと人気を2分しているのがこのベンテンコモンエビです。
勿論、水槽のキーパー達にも同様です。
ミカヅキコモンエビに比べて、体長の大きい個体が多いので、ボリューム感があります。
とかく水槽内で発見することが難しくなってしまうグラスシュリンプの中でも、この体色は目立ちますよ。
グラスシュリンプ達の体色が透明なのは、肉食魚や、他の大型甲殻類に見つかられないようにしているんだと言われています。