カバイロサンゴガニ
Trapezia ferruginea Latreille, 1828
生息分布 / 奄美以南〜西部太平洋〜中部太平洋〜インド洋〜紅海
" 樺色 " の名を有する、淡いピンク色をしたサンゴガニ属(Genus Trapezia )のサンゴガニ。
ちなみに" 樺色 " とは黄色味を帯びた赤色のことで、樺(ヤマザクラ)の樹皮から作った染料で染めた色彩を指す。
光沢のある淡いピンク色の体色に、甲や鋏等の縁はやや濃いピンク色に縁取られ大変美しい。
鋏の掌部には不鮮明な波状の模様が入る。
但し、同属の Trapezia serenei Odinetz, 1984 も同様の斑紋を有するので注意する。
指部先端はやや淡い色彩になる。
歩脚は、やや濃いピンク色で、不規則不鮮明や模様が入る。
甲は平たく、額には4つの大きな突起を備えている。
自然下では、サンゴ礁域の礁原や礁斜面に育成するイボハダハナヤサイサンゴ Pocillopora verrucosa Ellis & Solander, 1780 等に共生する。
単体で商業ルートに載ることは無く、入手は困難。
偶然購入したサンゴに付いていることがあるかも知れない。
Last Update 2004,1,31
かなり上品な色彩のサンゴガニです。
体色は標準和名が示す樺色とはやや異なるような印象ですね。
第一、樺色と言われてもイマイチピンと来ないし。 (^_^;)
桜色珊瑚蟹とかで良いのに。(笑)
淡いピンクの色彩に、鋏等の縁に入る濃いピンクとのコントラストが非常に美しく、お気に入りの生体のひとつです。