ショウガサンゴ属の1種
Stylophora subseriata Ehrenberg, 1834
生息分布 / 宮古島以南〜西部太平洋〜インド洋〜紅海
 ショウガサンゴ属Genus Stylophora )の仲間で一番枝が細長く伸長するのがこの種。
 現在ショウガサンゴ属Genus Stylophora )は
7(学者によっては8)記載されるが、本種のように樹枝状として完全に形成される種はないので、種の同定は容易い。
 種小名の通り、トゲサンゴ属Genus Seriatopora )に良く似ているので、和名が付くとしたら "トゲショウガサンゴ " となるかも知れない。
特にフトトゲサンゴ Seriatopora caliendrum Ehrenberg, 1834
には本当に良く似ていて、区別が付かないほどの個体も多々ある。
 固着性の樹枝状群体で、波の穏やかな岩礁域の浅場に普通に生息する。
 ポリプ(Polyp )は非常に小さく、あまり目立たない。
 色彩的には、褐色か桃色の個体が殆どで、他の色彩は見かけない。
頭頂部の色彩は淡い色彩になることが多く、時には黄色っぽくなることもある。
黄色と桃色のコントラストが大変美しい。
 刺胞毒の毒性が極めて弱く、同じショウガサンゴ属Genus Stylophora )のサンゴに触れても共肉が溶かされてしまう。
 飼育は、清浄な海水と適度な照明があれば容易だが、色の維持は案外難しい。
ブルー系のメタハラ球を強めに当てると巧く行くようである。
 商業ルートにはあまり載らない方で、入手はやや困難だ。
但し、全く輸入が無い訳ではないので、待っていれば入手することも可能だろう。
そうは言っても、ショップでもショウガサンゴ Stylophora pistillata Esper, 1797 とは特別区別せずに売っているので、入手したいならこまめにチェックしていくしかない。
 ショウガサンゴのピンクです。
 ショップでも、全てショウガサンゴとして一括りにして扱ってますが、実際には別種です。
 今、ウチにも基部がピンクで先端が黄色い個体がありますが、ピンクの色維持は難しいですね。(>_<)
 色揚がりすると、本当に見事なサンゴとなります。
Last Update 2003,9,20