ショウガサンゴ属の1種
Stylophora mordax Dana, 1846
生息分布 / 宮古島以南〜西部太平洋〜中部太平洋
 記載は古いが、現在では同属のショウガサンゴ Stylophora pistillata Esper, 1797 と同種扱いになっているSPSSmall-polyped Scleractinian Coral )。
 但し、近年では刺胞毒の毒性の違い等を指摘する研究者も居て、再度別種扱いすべきと言われている。
確かに骨格の形成の仕方も異なり、ポリプPolyp )の出し方や密度も違う。
研究が進めばはっきりするだろう。
 固着性の樹枝状群体で、数回分枝した枝が集まって半球状の群体を造る。
 ショウガサンゴ Stylophora pistillata よりも骨格密度が低く、隙間が多い。
故に、サンゴガニ等の良い隠れ家になるが、カニコブが出来ることはない。
 共肉の色彩は殆ど変異がなく、白、淡褐色、褐色、桃色等。
ポリプPolyp の色彩は、共肉と同色か、やや淡い色彩になることが多い。
ポリプPolyp )は昼間でも良く開くが、ショウガサンゴ Stylophora pistillata ほどポリプPolyp )自体の長さは伸長せず、また密度も低い。
 南方生息種で、ショウガサンゴ Stylophora pistillata よりも低緯度で見られる。
日本では宮古島以南のみに生息する。
 飼育は清浄な海水と強い照明があれば、容易な方だ。
白っぽい個体や褐色の個体も、強い照明を当てていれば赤色や桃色になる。
 商業ルートにはあまり載らない方なので、入手しずらい種だと言える。
 刺胞毒の毒性が極端に弱いので、他種に触れないように余裕のあるレイアウトが望ましい。
Last Update 2003,9,30

 研究者によっては、ショウガサンゴのSynonym扱いされるのが本種です。
ですが、刺胞毒の毒性がショウガサンゴよりもやや強く、再度別種にすべき、と言う研究者も居ます。
 ここでは、一応別種扱いとして載せることにしました。
 本家のショウガサンゴよりも枝振りがやや疎らで、触手も小さいようです。
 あまりショップへは入荷しない種です。