Photo (c) Daradara
リュウグウウミウシ
Roboastra gracilis (Bergh, 1877 )
生息分布 / 伊豆以南〜沖縄〜西部太平洋〜中部太平洋
沖縄では極普通種のロボアスタ属(Genus Roboastra )のリュウグウウミウシ(Subfamily Nembrothinae )。
種小名の " gracilis " は " 痩せっぽち " と言う意味なのだが、その名の通り、痩身の身体と、身体の割りに不釣合いに大きな触角、二次鰓が特徴的。
日本近海の個体は黒地に赤、ないしは橙色の縦縞が4〜5本入るが、他地域には色彩変異も見受けられる。
一見すると、同属のイシガキリュウグウウミウシ Roboastra luteolineolata (Baba, 1936 ) と区別が付きづらいが、本種の方がずっと体幅が狭い。 また、色彩的にもシンプルである。
ロボアスタ属(Genus Roboastra )は現在5種のウミウシが記載されており、殆どはウミウシ食であるが、本種は違うようだ。
触角と二次鰓の色彩は、青、水色等、ブルー系の色彩になる。
また、二次鰓が上方に長く伸びているのも特徴のひとつだ。
顎角が長く伸長しているのもロボアスタ属(Genus Roboastra )の特徴で、本種も同様。
基本的には南方生息種である為、伊豆辺りでは非常に稀。
動きはかなり活発だが、リュウグウウミウシ(Subfamily Nembrothinae )の他種同様、強い水流には弱く、飼育の際は一工夫したい。
商業ルートには殆ど載らないので、入手は困難。
但し、沖縄では一般種ゆえ、沖縄の通販ショップ等で売りに出ていることもある。
リュウグウウミウシとしては、基本種でありながら、滅多にショップに入荷しないのが、この”リュウグウウミウシ”です。
黒地に赤や橙色のラインが入り、青い触角や二次鰓と相成って、非常に美しいウミウシだと思います。
もっと商業ルートに載れば良いなぁと思います。
ちなみに、写真右の2枚の個体は、大きさが3mmほどの個体です。
殆どピントが合ってなくて・・・ごめんなさい。(^^;;;
Last Update
2003,9,10