
Pylopaguropsis speciosa McLaughlin & Haig, 1989
生息分布 / 八丈島、琉球列島、オーストラリア
水深30m以深の岩礁域に生息するゼブラヤドカリ属(Genus Pylopaguropsis )のヤドカリ。
その名の通り、”艶やか”な色彩のヤドカリである。
本種を始めとして深場生息のヤドカリの多くは、赤い色彩ものが多いのだが、これは水深の深い場所では赤い色彩が黒く見えるからで、外敵から身を守る有効な手段になっていると言われている。
そのおかげで、我々の目を鮮やかな色彩で楽しませてくれているのだ。
八丈島では普通種だが、沖縄ではやや稀な種である。
他のゼブラヤドカリ属(Genus Pylopaguropsis )同様、異様に大きな右鋏脚を有する。
右鋏脚と、眼柄、第一触角、第二触角鞭状部は紫色。
歩脚と左鋏脚はほぼ同じ大きさで、色彩は橙色。 良く見ると淡白色の縦縞が走っていることが解かる。
前甲、第二触角の基部と右鋏脚基部も橙色。
眼球は黄色。
食性は肉食及び腐肉食性で、普段は大きな右鋏脚でベントスを漉して食べているようだ。
その食性から、水槽内での苔掃除としては役立たないが、残餌処理や魚の死骸等の分解能力は高いので、水槽への導入を薦める。
他のゼブラヤドカリ属のヤドカリ同様、照明が点灯している間は岩陰でじっとしているが、照明が消えると盛んに行動を始める。
大変臆病で、魚や人影を見ると、もの凄い勢いで宿貝に引っ込む。
移動速度は他のヤドカリに比べると異様に速い。
商業ルートに載ることは殆どないので、入手はかなり困難だろう。


その名の通り、非常に艶やかな色彩のヤドカリです。
ゼブラヤドカリ属に興味を持った時から欲しかったヤドカリなので、入手できて大変喜んでいます。 \(^0^)/
八丈島では、普通種(勿論ゼブラヤドカリ属では、と言う意味なので、そうそう見かけるものではないでしょうが)だと言う話ですが、沖縄では稀な種だそうです。
聞けば、フィンブリアータ100匹に対して、アデヤカゼブラヤドカリが1匹しか居ないとか・・・。
フィンブリアータ自体、珍しいヤドカリですので、その個体数の少なさは良く解かると思います。
めちゃめちゃ綺麗なので、お気に入りのヤドカリの1つです。