スジクロユリハゼ
Ptereleotris grammica grammica Randall & Lubbock, 1982
生息分布 / 西部太平洋(伊豆以南〜琉球諸島〜グレートバリアリーフ北部)
淡い水色のボディに黄色いラインが入る、クロユリハゼ属(Genus Ptereleotris )の美種。
体側や各鰭には、黄色にラインの他、メタリックブルーの細いラインも入り、本当に美しい。 サンゴ礁外縁の水深30〜50m付近にペア、又は小さな群れを形成し、棲む。
インド洋のモーリシャスやモルディブからソロモン諸島にかけて、亜種のPtereleotris grammatica melanota 種が分布するが、本種と違い、体側中央の縦ラインが黒い。
また、第一背鰭の軟条が本種よりもやや長く伸長する他、臀鰭軟条が一本多いと言う特徴を持つ。
以前は、生息深度や生息地の関係で稀種とされ、価格も高価だったが、近年はマニラ便で纏まった数が輸入されるようになり、価格もこなれてきた。
とは言え、他のクロユリハゼ属(Genus Ptereleotris )のハゼよりはまだまだ高価。
英名では " Lined Dartgoby " と言う。
かなり臆病な種で、怯えていると水槽底面に着底し、中々泳ぎ出さない。
また、驚いて飛び出し事故を頻発する魚としても知られるので、落ち着ける環境での飼育が望ましい。
水槽蓋があると、なお良いだろう。
餌付きは良く、飼育自体は容易な魚だ。
ペア以外の同種同属とは争うので、注意する。
アクアリウムトレードされる個体は、8〜12cmくらいの大型個体が多く、6cm未満の小型個体は非常に稀。
尤も、小さな個体ははっきりとした色彩が出ていない事が多い。
入荷時に減圧症が出ている個体も多いので、良く選んで購入した方が良いだろう。
以前から、いつか飼育してみたいなぁと憧れていたスジクロユリハゼです。
価格が高価だった事と、飛び出し事故を起こし易いと伝え聞いていた事とで、二の足を踏んでいました。
最近、大分価格も落ちてきて、蓋付きのミニ水槽をまわし始めたので購入してみました。
最初の2週間は全く見ることが出来ず、死んでしまったか?と心配していたのですが、ようやく出てくるようになりました。
やはり、各鰭を広げた様は美しいですね。
じっくり飼育したい魚です。
Last Update 2006,3,31