オオテンハナゴイ
Pseudanthias smithvanizi Randall&Lubbock, 1981
Original name : Anthias smithvanizi

生息分布 / 西部太平洋〜インド洋(沖縄、北部フィリピン〜南部グレートバリアリーフ、ミクロネシアのパラオ、南マーシャル諸島及びココスキーリング)

標準和名 : オオテンハナゴイ
英   名 : プリンセス・アンティアス 
Princess anthias
         スクリブルド・バスレット 
Scribbled basslet
流 通 名 : オオテンハナゴイ
  

   

 ピンク地に細かい黄色いスポットが入る、美しいナガハナダイGenus Pseudanthias )。
吻先の形状を見れば解かる通り、ミロラブリクティス亜属
Subgenus Mirolabrichys )に分類される。

 以前は " スミット・アンティアス " の名でアクアリウムトレードされていたが、西表島で本種の分布が確認され " オオテンハナゴイ " と言う標準和名が付いた。
" オオテン " は、体側に入っている無数のスポットに因み、 " 多点 " と名付けられた。
英名では "
Princess anthias
" と呼称される。

 自然下ではサンゴ礁域の水深
5m〜70mで大きな群れを形成しており、時にアカボシハナゴイ Pseudanthias lori Lubbock&Randall, 1976 ) 等と群れていることもある。
 幼魚から成魚、雌雄の色彩の変異は殆ど見られないが、雄は尻鰭のスレッドが伸長し、雌よりもやや体高が高くなる。
前述の通り、体側の体色はピンク色で細かい黄色いスポットが入るが、尻鰭のスレッドには紫、背部は黄色・・・と中々複雑な色彩だ。

 大変温和な種で、性格のきつい種との混泳は避けた方が良い。
 日本には主にマーシャル便、、マニラ便でまとまって入荷することが多いが、入荷時の状態が良くない場合も多いので購入時には注意が必要。
 飼育難易度はやや高めだと言える。
状態の良い個体が得られれば餌付きは悪くない。
成魚よりも幼魚の方が餌付き易いので、幼魚を購入した方が良いだろう。
 10匹くらいで飼育した方が調子が良いので、なるべく多目に水槽導入すること。

 浅場にも生息する種だからか、照明焼けや褪色は起こりにくく、
SPS水槽向けの種かも知れない。
 入手性は悪くないが、人気種なので売れてしまうもの早い。