ミクロネシアを中心とした西部太平洋に分布する小型種のナガハナダイ(Genus
Pseudanthias )。
ミロラブリクティス亜属(Subgenus
Mirolabrichys )に分類される。
ミロラブリクティス亜属(Subgenus
Mirolabrichys )のナガハナダイ(Genus Pseudanthias )は和名を " ハナゴイ " とするのが通例だが、何故か本種とコウリンハナダイ Pseudoanthias parvirostris (Randall & Lubbock, 1981 ) はミロラブリクティス亜属(Subgenus
Mirolabrichys )でありながら " ハナダイ " の名を冠している。
腹鰭や尻鰭に赤い縁取りが入るので " フチドリハナダイ " の名がある。
西部インド洋に分布するレスプレンデントアンティアス Pseudanthias pulcherrimus (Heemstra & Randall, 1986 ) に極近い近縁種で外見上も区別が付きにくい。
本種腹鰭の縁取りが全て赤いのに対し、レスプレンデントアンティアス Pseudanthias pulcherrimus は前側の縁取りが黄色い点や、本種の体色は赤味が強いのに対し、同種は黄色味が強い点で区別する。
実際、本種が記載された当初はどちらも本種扱いされていた。
種小名は魚類学者Randallへの献名。
雄は背鰭の第3棘が伸長し、赤味が増す。
特に婚姻色が出ると見事な色彩で、体側中央部と腹部に太い赤ラインが浮き出てくる。
雌は地味な体色で、薄い桃色。
吻先と尾鰭は黄色になり、腹鰭や尻鰭の赤い縁取り模様もない。
自然下では水深15m〜70mに分布し、岩棚の下や大きな穴の中で群れを作るが、あまり大きな群れにはならないようだ。
主にマニラ便、ネシア便で輸入され、流通量は多い方だと言える。
輸入された当初は減圧症に罹っている個体も多いので、良く見極めて購入したい。
餌付きも良く、非常に飼育し易い種。
冷凍ブラインから初めて、直ぐに人工飼料まで持って行けるだろう。
反面、照明焼けし易い種としても有名で、蛍光灯での飼育が望ましい。
蛍光灯で飼育したInvertebrates tankに入れるのが理想的。
雄1に対し、雌2〜3匹で飼育すると調子も良い。
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