伊豆以南からパラオにかけて分布する美しいナガハナダイ(Genus Pseudanthias )。
同じミロラブリクティス亜属(Subgenus
Mirolabrichys )のアカボシハナゴイ Pseudanthias lori (Lubbock & Randall, 1976 )に良く似るが、全体的に白っぽいスポットのアカボシハナゴイ Pseudanthias lori に対し、本種はスポットが黄色で、より派手な印象を受ける。
アカボシハナゴイ Pseudanthias lori も成熟した雄のスポットは黄色がかってくるので紛らわしいが、アカボシハナゴイ Pseudanthias lori は雌雄を問わず尾鰭付け根の中心部に赤い斑紋が入るのに対し、本種はそれがないので見分けるのは容易だろう。
種小名の " flavoguttatus " は " 黄色い滴 " の意で、身体側に入る細かい黄色スポットに因む。
サンゴ礁域の水深15m〜60m付近に生息し、大きな群れを作ることが多いが、時にはアカボシハナゴイ Pseudanthias lori やオオテンハナゴイ Pseudanthias
smithvanizi (Randall&Lubbock,1981 )
の群れに紛れている事もある。
性格的にはタフな種で、餌付きが悪いアカボシハナゴイ Pseudanthias lori と違い、餌付きも良く、飼育難易度は若干低い。 但し、清浄な海水は必要。 また本種を虐めるような魚との混泳は避けるように。 一旦慣れると非常に丈夫で、他のハナダイ類を虐める事も多いので混泳には注意する。
1匹だと落ち着かず、岩陰から出て来ないまま死んでしまうこともあるので、ある程度数を纏めて水槽導入した方が良い結果が得られる。
以前は日本近海からしか報告がなかった為レア種とされ、非常に高価だったが、近年はインドネシアで採取された個体が輸入されるようになり、入手性は良くなった。
価格もひと時よりは下がった感はあるが、まだまだ高価な部類に入る。
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