
Pocillopora verrucosa (Ellis & Solander, 1786 )
世界中のサンゴ礁域で、極普通に見られる固着性の準塊状の群体サンゴ。
群体表面は3mmほどの大小さまざまな瘤状突起によって密に覆われており、突起部分にも、平坦部分にもポリプ(Polyp )が分布している。
共肉の色彩は、褐色、淡褐色、赤、ピンク、紫等、色彩変異に富む。
また、ポリプ(Polyp )の色も同様である。
通常、日中でもポリプ(Polyp )を出す。
ゴツゴツした印象の枝の間は、サンゴガニ類(Family Trapeziidae
)の良い隠れ場所になるので、購入してきた本種にサンゴガニ類(Family Trapeziidae
)がくっ付いていることが多い。
南方生息のため、日本近海でも和歌山、四国以南から沖縄までに生息し、波当りの良い外礁の礁斜面の浅場に多く、大潮干潮時には干出する礁縁部にも普通に生息している。
流通量は、ハナヤサイサンゴ属(Genus Pocillopora )の中では最も多く、入手は容易である。
飼育には、貧栄養塩の清浄な海水、強い照明と適度な水流があれば、それほど難しくはない。
但し、ハナヤサイサンゴ属(Genus Pocillopora )のチリメンハナヤサイサンゴ Pocillopora meandrina Dana, 1846 、ヘラジカハナヤサイサンゴ Pocillopora eydouxi Edwards & Haime, 1860 は本種に骨格の形状が似ているが、飼育難易度はやや高いので間違えないように。
本種を始め、ハナヤサイサンゴ属(Genus Pocillopora )のサンゴは10000Kの球を使用すると良い結果が得られること多い。
光量が足りなかったり、ブルー球等の色温度の高い球を使ったりすると褐色化してしまうことが多いので、万一飼育している個体が褐色化したら、10000Kの真下に持っていくと数日〜数週間ほどで、元の鮮やかに戻る。


通常、ハナヤサイサンゴの仲間は水質に敏感で病気には弱いのですが、何故かこの個体は先の「RTN事件」にもめげずに生き残りました。
それだけに、ある意味”憂い奴”です。
僕のウチの水槽が " RTN " に襲われて壊滅状態になったのは2度目なんですが、1回目の時は真っ先に
" チリメンハナヤサイ " がハッカーしました・・・。
水質の劣化をいち早く察知するためにもハナヤサイの仲間は入れた方が良いかも・・・。
現在、この個体はSC(スーパークール)で若干外れた場所にレイアウトしてますので、紫色になってしまいました。 あまり綺麗じゃないかも・・・?
10000Kの球で飼育すると大抵真っ赤になるか、ピンクになるかで非常に派手ですので、メインとして入れても良いですね。
やはり、ポイントは " ハナヤサイは特等席に " ですね。
大きい立派な個体を手に入れて飼育してみて下さいね!!