アオフチキセワタガイ
Philinopsis gardineri Eliot, 1903
生息分布 / 沖縄〜西部太平洋
 西部太平洋のみに生息するフィリノプシス属Genus Philinopsis )のウミウシ。
 やや大型になる種で、内湾域の浅い砂地の上等で発見できる。
 フィリノプシス属Genus Philinopsis )のウミウシは標準和名で " 〜キセワタガイ " と名付けられる。
 他の
キセワタガイGenus Philinopsis )同様、砂に潜る習性がある。
 色彩変異は殆ど見られず、黒い体色に側足の縁が青色になるので"アオフチキセワタガイ"の名がある。
頭の中心部分にも青く短いラインが入る。
個体によっては、体の真ん中辺りに白いラインが横走する個体も居る。
色彩がケリドヌラ属Genus Chelidonura )のベルベットウミウシ Chelidonura varians Eliot, 1903 に良く似るが、ツバメガイGenus Chelidonura )が尾の部分がツバメの尾のように長く2本伸長するのに対し、本種は
キセワタガイGenus Philinopsis )なので尾部分が延びることはないので区別は付くだろう。
 食性は不明。
 かなりの速度で移動するのだが、腹足が動いているようには見えず、滑るように移動する。
その推進のメカニズムは未だ解明されていないようだ。
 商業ルートに載ることは殆どないので、入手は困難だ。
 
Last Update 2003,9,8
 ベルベットウミウシに良く似たアオフチキセワタガイです。
ヒラムシ退治に役立つベルベットウミウシと違い、本種は食性が不明です。
 ベルベットウミウシと間違って購入する人は居ないでしょうが(本種が売りに出ていること自体、まずは考えられないですから)、一応気をつけましょう。
区別するポイントは、尾です。
尾が2本長く伸長している種がベルベットウミウシ。
尾が丸まっている印象なのが本種です。