
生息分布 / 沖縄〜西部太平洋〜インド洋
同属のアカホシカクレエビ Periclimenes speciosus Okuno, 2004 に似たホンカクレエビ属(Genus Periclimenes )のテナガエビ(Family
Palaemonidae )。
標準和名では、本種が"ニセアカホシカクレエビ "と呼称されるが、近似種の、アカホシカクレエビ Periclimenes speciosus が学術的に記載されたのは極最近。
アカホシカクレエビ Periclimenes speciosus よりも地味で、基本的な色彩パターンは以下の通り。
頭胸甲には紫色の細かい小点が散在する。
第三腹節の頂に白い大きな斑紋が入り、この斑紋の前半部分に細い淡紫色が混じる事があるが、アカホシカクレエビ Periclimenes speciosus ほど鮮明ではない。
尾部の尾先は白色で、紫色の模様が入る。
第二鋏脚は白色で、紫の縞が入るが、アカホシカクレエビ Periclimenes speciosus よりも紫縞は細い。
眼柄は持ち上がるが、眼柄と眼柄の間に白ラインは入らないのでアカホシカクレエビ Periclimenes speciosus との区別は付くだろう。
また、額角の角度も違う。
イシサンゴ類のナガレハナサンゴ Euphyllia ancora Veron & Pichon, 1980 やコエダナガレハナサンゴ Euphyllia divisa Veron & Pichon, 1980 に共生することが多くアカホシカクレエビ Periclimenes speciosus、よりも依存性は高い。
魚や人が寄ると、第二鋏脚を激しく左右に振る。


Last Update 2003,8,17
比較的流通量が多く、入手しやすいニセアカホシカクレエビですが、結構微妙な色彩変異が多いので、探してみると面白いかも知れません。
鋏脚を激しく左右に振る姿は可愛いですよ。
色彩的には、アカホシカクレエビの方がず〜っと綺麗ですが・・・。
飼育は容易で、複数飼育も可能ですが、甲殻類を捕食してしまう魚との混泳はできません。
捕食されない魚と混泳すれば、クリーニング行動も見れますが、アカホシカクレエビほど顕著ではありません。
タコアシサンゴ等のチョウジガイ科のサンゴを好んで入りますので、一緒に飼育すれば共生が見れます。
