
Periclimenes imperator Bruce,1967
生息分布 / 伊豆以南〜西部太平洋〜インド洋
軟体動物のウミウシを宿主とするホンカクレエビ属(Genus Periclimenes )のテナガエビ。
宿主とするウミウシは、主にミカドウミウシ Hexabranchus sanguneus(Ruppell & Leuckart, 1828 ) が多いが、他のイロウミウシや、時には棘皮動物のジャノメナマコ Bohadschia argus (jaeger, 1833 )やバイカナマコ Thelenota ananas (Jaeger, 1833 )に付いていることもある。
基本的に、ウミウシに付いている時は、肉帯の裏側に隠れているか、二次鰓周辺に居るので、二次鰓(ウミウシ類は二次鰓中心に肛門がある)から出る糞を食べていると考えられる。
大きなミカドウミウシ Hexabranchus sanguneus を宿主としている場合、ペアやファミリーで付いていることもある。
頭胸甲の背面と側部、腹節の背面や尾部の模様や色彩は変異が多く、宿主としているウミウシによって変わるのか、別種なのかは未だ研究が進んでいない。
額角や、鋏脚、歩脚の色彩も同様に変異に富む。
写真の個体は、マニラ便で入荷する種で、アクアリウムトレードされる個体の殆どはこのような色彩パターンである。
日本に生息する本種はミカドウミウシ Hexabranchus sanguneus の模様にそっくりな個体が多い。
ウミウシが居なくても充分飼育は可能で、飼育することは左程難しくは無い。
べラや、ハタ等、口に入るような肉食魚との混泳は不可能。
商業ルートには、それなりの個体数が載るので、入手することは容易であろう。


色彩的にとても鮮やかなウミウシカクレエビ。
この綺麗さに比べて、価格も安価ですし、お奨めのカクレエビです。
丈夫ですが、理想的にはウミウシと一緒に飼育してあげる方が良いと思います。
勿論、ウミウシが居なくても飼育は可能なんですが・・・。
ウミウシに隠れて、じっとしている姿は、微笑ましいものです。
餌は人工飼料でも問題ありません。
機会があったら、飼育してみて下さいね。