クレナイヒメホンヤドカリ
Pagurixus ruber Komai & Osawa, 2006
生息分布 / 大島〜小笠原、四国、琉球列島
沖縄本島や、宮古島で採取されたヒメホンヤドカリ属(Genus Pagurixus )のホンヤドカリ(Family Paguridae )。
その後、小笠原や大島からも報告があった。
本年に入って、ようやく種小名が提唱された。
種小名の " ruber " は " 紅い " の意。
生息深度は、タイドプールから水深30mくらいまで、様々なところで見られる。
甲長は大変小さく、1cm未満の個体が殆ど。
大きい個体が居るのかは解っていない。
自然下では、5匹程度の集団で行動していることが多い。
ヒメホンヤドカリ属(Genus Pagurixus )の特徴は、細く長い歩脚と、丸みを帯びてやや大きな右鋏脚なのだが、本種もその特徴が良く出ている。
また、ヒメホンヤドカリ属(Genus Pagurixus )は皆動作が極端に素早く、宿貝を脱ぎ捨て猛スピードで逃げていくので有名なイダテンヒメホンヤドカリ Pagurixus nomurai Komai & Asakura, 1995 も同属。
歩脚や鋏脚は半透明で鮮やかな紫色、若しくはピンク色で、前甲はやや白味がかる。
眼柄は基部は赤みを帯び、先端に行くにつれ白色になる。
眼球はやや緑色がかった黒色。
第一触角は基部が赤色で中間部は白色。 先端は赤と白の縞。
第二触角は白と赤の縞々。
触角や歩脚には細かい産毛が沢山生える。
食性は藻食性が強いが、完全に夜行性なので、水槽内では照明点等時には中々見ることが出来ないだろう。
沖縄の通販ショップで取引されているので入手は可能だが、数は少ない。
体長が非常に小さい上に、動きがめちゃめちゃ早いので、写真を撮るのに難儀しました。
おまけに完全に夜行性なので、水槽内で見つけるのも大変でしたし・・・。 (-"-;)
購入して4〜5ヶ月経ちますが、何とか公開できるくらいの写真が撮影できましたので、このページを作成します。
でも、本当に撮影が大変だったのですよ。 このヤドカリを持っている人は解るでしょうが・・・。
宿貝をひっくり返しても、バタバタ暴れてあっという間に元に戻ってしまいますし・・・貝を縦に置いてみても歩脚をバタバタ忙しなく動かすので、ピントが合わず・・・。 (;´Д`A```
Last Update 2006,10,19