セイリュウヒメホンヤドカリ
Pagurixus pulcher Osawa, Fujita & Okuno, 2006
生息分布 / 沖縄本島・久米島・宮古島・石垣島
宮古島や久米島等で発見されているヒメホンヤドカリ属(Genus Pagurixus )の1種。
本年になってようやく種小名と標準和名が提唱された。
種小名の " pulcher " は " 美しい " の意。
和名の " セイリュウ " は、陰陽五行説で崇められている中国の伝説の神獣、
" 青龍 " に因んで名付けられた。
一見すると、歩脚が蒼く見えるためだろう。
恩納村真栄田岬と久米島沖の海底洞窟で発見された個体をホロタイプとする。
他のヒメホンヤドカリ属(Genus Pagurixus )のヤドカリ同様、動きは非常に素早く発見してもあっと言う間に見えない所に行ってしまう。
細く長い歩脚は基部は半透明の乳白色で、第三関節より先は、淡い水色ベースに赤い縦縞が走り、大変美しい。
第三関節の上には赤い横縞が二本並走する。
前甲は半透明の乳白色。
眼柄も体色同様乳白色で、眼球は萌黄色。
第一触角は体色同様乳白色だが、第二触角は殆ど透明と言っても良い色彩である。
食性は藻食の傾向が強く、他のヒメホンヤドカリ属(Genus Pagurixus )同様、夜行性。
中々美しいヤドカリだが、商業ルートに載ることはあまりなく、入手は困難だろう。
ショップのサイトで見た時は、ゼブラヤドカリ属のヤドカリかと思いましたが、実際手元に来てみて、良く観察すると、どうやらヒメホンヤドカリ属のヤドカリのようです。
動きも、他のヒメホンヤドカリ属のヤドカリ同様非常に機敏ですし、歩脚も忙しなく動かします。
本年になり、ようやく種小名と和名が提唱されました。
Last Update 2006.10.19