ペパーミント・エンゼルフィッシュ
Paracentropyge boylei Pyle & Randall, 1992
Original name : Centropyge boylei

生息分布 / 南太平洋(ニュージーランド領クック諸島のラロトンガ島)

標準和名 : ────────────────────────────
英   名 : ペパーミント・エンゼルフィッシュ 
Peppermint angelfish
         ペパーミント・ドワーフエンゼルフィッシュ Peppermint dwarf-angelfish
          キャンディーストライプド・エンゼルフィッシュ 
Candy-striped angelfish
         ボイルズ・エンゼルフィッシュ Boyle's angelfish
流 通 名 : ペパーミント・エンゼルフィッシュ


   

 南太平洋のクック諸島周辺海域のみに分布する小型ヤッコFamily Pomacanthidae )。
 シマヤッコ Paracentropyge multifasciatus Smith & Radcliffe, 1911スミレヤッコ Paracentropyge vanustus Yasuda & Tominaga, 1969 と共に新設のパラケントロピーゲ属Genus Paracentropyge )に分類される。
 
1989の本種発見時には研究者のみならず、アクアリストにも強い衝撃を与えた種だ。

 サンゴ礁域のドロップオフした斜面の崖穴に棲み、数匹単位の小さな群れを作っていると言われる。
生息深度も
50〜120mにも達する為、滅多に見つける事が出来ないようだ。
 自然下では、小さな動物プランクトンやカイメン類、藻類等を食べていると思われる。
 最大で
8cmほどの小型種。

 種小名の " boylei " は、本種の発見者、
Charles Boyleへの献名。
 英名の "
Peppermint " は、西洋の砂糖菓子、ハッカ飴(Peppermint Candy )に因む。
同様に、縞々模様の生体に " Peppermint " の名が付けられている事は多い。

 以前は、年に
2〜3は輸入されていたが、ここ数年、完全に輸入が止まってしまっている。
 
1989の発見からアクアリームシーンへの登場が非常に早かった。
その独特の赤と白の縞々模様はインパクトがある。
 価格も海水魚としてはトップクラスに高価。
1993に大量(30程だが)に入荷した事もあるが、今後は望めないだろう。
 減圧症にかかっている個体も多いので、よく見極めて購入したい。
 人工飼料には餌付きにくいようなので、Invertebrates tankで自然に湧いてくる微細な生物を食べさせるのが良いだろう。
また、非常に大人しい魚なので、単独またはペアで飼育するのが望ましい。
 今まで入荷した個体は
6〜7cmほどの個体が殆どだが、3cmくらいのTiny sizeが入荷した事もある。
Tiny sizeの個体は、赤縞の数が少なかった。

 マリンアクアリストなら誰もが1度は飼育してみたいと思う魚ではなかろうか?