| Original name : Paguristes monoporus |
生息分布 / 西部太平洋〜インド洋(大島、小笠原、四国〜鹿児島〜沖縄、フィリピン、インドネシア、北マリアナ諸島、グアム島、西部オーストラリア、ベトナム等)
標準和名 : ────────────────────────────
英 名 : ────────────────────────────
流 通 名 : ヒメヨコバサミsp.
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元々インド洋から西部太平洋に広く分布するヒメヨコバサミ属(Genus
Paguristes )のヤドカリだったが、近年まで日本からの報告はなかった種。
ここ数年、南日本を中心に各所から報告がある。
サンゴ礁域の水深3m〜40mに棲む。
自然下では、死サンゴ片や転石の周辺、岩礁の洞窟内等で見られる。
学会上、正確には現在本種はミギキキヨコバサミ属(Genus Pseudopaguristes )に分類されており、学名は
" Pseudopaguristes monoporus " とするのが正しい。
2005年に本種を精査したDwi Listyo Rahayuが、本種は鰓の数が8組なのでミギキキヨコバサミ属(Genus
Pseudopaguristes )とすべき、と言る論文を発表した為だ。
ヒメヨコバサミ属(Genus
Paguristes )の鰓の数は13組なければならないからだ。
個人的には、本種は他のミギキキヨコバサミ属(Genus Pseudopaguristes )のように雄の右鉗脚が極端に大きくならず、他の形質があまりにもケブカヨコバサミ Paguristes oetmanni Miyake, 1978 に酷似している為、Rahayuの論文を支持せず、ここではヒメヨコバサミ属(Genus
Paguristes )のままとしておく。
勿論筆者は研究者でも何でもないので、あくまで参考として留めておくのみにして頂きたい。
歩脚や鉗脚は橙色がかった淡褐色と乳白色との縞模様で、長い体毛が生える。
歩脚、鉗脚の橙色には個体による濃淡が顕著であるが、生息地による差異であるのかは不明。
鉗脚の長節には赤褐色の帯状斑があり、中に白点が入る。
眼柄は赤褐色で白色のラインが入る。
前甲は、歩脚、鉗脚と同色で、やはり体毛が生える。
第1触角は鮮やかな青色で、先端部は黄色い。
第2触角は白色と赤褐色の縞模様。
ケブカヨコバサミ Paguristes oetmanni に良く似るが、歩脚、鉗脚や第1触角の色彩で区別できる。
種小名 " monoporus " は " 単一の孔 " と言う意味。
食性は雑食性で、丈夫な種。
但し、自然下で洞窟内等で暮らしているのと同様、照明が点灯している間はあまり姿を確認することはできないかも知れない。照明が落ちれば出てきて、盛んに砂食みする。
成長しても、甲長5mmほどの小型種だ。
商業ルートにはあまり載らないが、沖縄の通販ショップで売りに出ることもある。
実際、沖縄での生息数は多いようだ
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