| Original name : Serranus borbonius |
生息分布 / インド洋、西部太平洋(南日本、小笠原、沖縄、台湾、フィリピン、インドネシア、モーリシャス、レユニオン、コモロ諸島、マダガスカル、南アフリカのダーバン)
標準和名 : マダラハナダイ
英 名 : チェックド・スワロウテール Checked swallowtail
イエロー・スポテッド・アンティアス Yellow spotted anthias
流 通 名 : マダラハナダイ
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西部太平洋からインド洋にかけて広く分布するオドントアンティアス属(Genus
Plectranthias )のハナダイ(Subfamily Anthiinae )。
近年まではバラハナダイ属(Genus Holanthias )とされていたが、現在は1999年にFrickeが新設したオドントアンティアス属(Genus
Plectranthias )に分類されている。
研究者によってはオドントアンティアス属(Genus
Plectranthias )はバラハナダイ属(Genus Holanthias )のSynonyumと唱える者も居るが、日本魚類学会は2006年にRandallとHeemstraが発表した論文を支持し、日本産バラハナダイ属(Genus Holanthias )6種をオドントアンティアス属(Genus
Plectranthias )に属名変更しているので、本Siteもそれに従うこととする。
自然下ではサンゴ礁域の水深70〜300m付近で見られ、岩礁底にや海底洞窟等に単独で棲んでいることが多い。
特に良く見られるのは水深180〜270m付近。
小型の甲殻類や小魚を食べて暮らしていると思われる。
英名では、体側の斑紋を格子模様に見立てて " Checked swallowtail " と呼ばれる。
また、 " Yellow spotted anthias " と呼ばれることもある。
オドントアンティアス属(Genus
Plectranthias )の特徴である背鰭軟条部の伸長は成熟した個体ほど顕著。
また、成魚は背鰭第3棘が伸長する。
体色は淡いピンク色ベースで、身体側に大きな石垣状黄色斑が入る。
背鰭先端と、腹鰭第1棘、臀鰭第1棘がピンクに染まる。
成長とともに体色のピンク色が濃くなり、見応えが出てくる。
興奮時には体色のピンク色が暗色化、黄色斑が褐色化する。
体色をコロコロ替える様は見ていて面白い。
オドントアンティアス属(Genus
Plectranthias )としては中型種で、最大15cmほどになる。
深場の船釣りの外道として知られ、釣り人にはアラ煮や天麩羅等として食される。
その生息深度故、つい最近まで殆どアクアリウムトレードされることがなく、大変高額だった本種だが、突如インドネシアから大量に輸入され、価格も下がって、目にする機会も増えた。
但し、今後入荷が途絶える可能性は高い。
性格的には " ハナダイ " と言うよりも " ハタ " と言った方がよく、餌付きも良くて非常にタフ。
大型の個体は少々気が荒い面があるので、タンクメイトには注意が必要。
また、口に入る生体は何でも食べてしまうので、小型魚との同居は出来ない。
生息域の水温は低いので、水槽内の水温も25℃を超えないようにすべきだ。
照明焼けし易い魚なので、メタハラ等で照明強化した水槽での飼育は避けた方が良いだろう。
水槽サイズに余裕があれば複数飼育も可能なようだ。
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