
Nembrotha kubaryana Bergh, 1877
生息分布 / 沖縄以南〜西部太平洋
縁の朱色の鮮やかなラインが目を引く、美しいネムブロッサ属(Genus Nembrotha )のリュウグウウミウシ(Subfamily Nembrothinae )。
背面の色彩パターンは主に2種類あり、ひとつは暗色の体色に濃緑色の細いラインが無数に入るパターン。
日本近海に生息する個体は、こちらのパターンになるので、ショップで見かけるのもこちらの色彩パターンが多い。
もうひとつのパターンは、暗色の体色に濃緑色のドットが入るパターンで、一見すると同属のトサカリュウグウウミウシ Nembrotha cristata Bergh, 1877 に似て見える。
日本にはこちらの色彩パターンが居ないので馴染みは薄いが、世界規模で見ると、こちらの色彩パターンの方が圧倒的に個体数が多い。
いずれの色彩パターンでも、触角と外套膜の縁部分とは同じ朱色で、色彩的に特徴があるので、種の同定は容易い。
他のリュウグウウミウシ(Subfamily Nembrothinae )同様、南方生息。
やはり、強い水流には弱いので、注意が必要である。
シグニフェラ Sigillina signifera (Sluiter, 1909 )と言う本種の体色に似た濃緑色の小さなホヤを食べるのだが、ホヤの入手が困難な為、給餌しながらの飼育はできないだろう。
ただし、本種を始めリュウグウウミウシの仲間(Subfamily Nembrothinae )は割と長生きする。
浅いサンゴ礁域の、ホヤが豊富な場所で良く見られる。
飼育する際の注意点として、身体が細い為、パワーヘッドの巻き込まれないように注意する必要がある。
ショップへは、沖縄産のものや、インドネシア産の個体が入荷するが、流通量は多くはない。

ウミウシガイドブックの写真よりも、ずーっと綺麗なウミウシです。
ガイドブックでは、縁のラインがオレンジ色に写ってますが、実際は、朱色で、かなり派手。
もし、ショップで見かけたら、是非購入してみてください。
結構長生きするので、水槽のワンポイントとして良いと思いますよ。


Var. 体の緑色模様が、ドットになっているタイプ。