
Nembrotha cristata Bergh, 1877
生息分布 / 沖縄以南〜西部太平洋〜インド洋
独特の美しさを持つネムブロッサ属(Genus Nembrotha )のリュウグウウミウシの仲間(Subfamily Nembrothinae )。
波の穏やかな、やや内湾域に生息している。
シグニフェラ Sigillina signifera (Sluiter, 1909 )と言う、緑色のホヤを専食とし、その独特の体色もこのホヤを取り込んでいるからだと推測される。
リュウグウウミウシの仲間(Subfamily Nembrothinae )は大きく成長する種が多いが、本種も類にもれず大きくなる。
前述のホヤが豊富に育成している環境下に生息している個体は、時には100mmを超える時もある。
ホヤのように不味いものを体内に取り込むことにより、外敵に狙われないのかも知れない。
他のリュウグウウミウシの仲間(Subfamily Nembrothinae )のように、南方生息なため、日本では沖縄以南にしか生息せず、ショップで流通している個体はフィリピンやインドネシアから輸入された個体である。
流通量は少なく、種を限定しての入手は困難。
丈夫で飼育しやすいが、ホヤが入手できない限り段々小さくなっていってしまうのは仕方がないところだろう。


トサカリュウグウウミウシの美しさは、実物を見ないと伝わらないかも知れませんね。
独特の緑色のドットは、良く見ると盛り上がって疣状になっています。
動きはかなり活発で、一箇所にじっとはしていません。
餌の入手は困難ですので、飼育していると少しづつ小さくなってしまいます。
本当に美しい種ですので、可能なら是非入手してみて下さい。