| Original name : Nemateleotris helfrichi |
生息分布 / 西部太平洋〜中南部太平洋(小笠原、四国、琉球列島北部、北マリアナ諸島、グアム
島、グレートバリアリーフ、パラオ、トンガ、クック諸島、ガンビエ、マーシャル諸
島、ツアモツ諸島)
標準和名 : シコンハタタテハゼ
英 名 : ヘルフリッチズ・ダートフィッシュ Helfrichs ' dartfish
ヘルフリッチズ・ダートゴビー Helfrichs ' dart-goby
ヘルフリッチズ・ファイヤーフィッシュ Helfrichs ' fire-fish
イエロー・ファイヤーゴビー Yellow fire-goby
流 通 名 : パープルファイヤーゴビー
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主に中南部太平洋に分布するハタタテハゼ属(Genus Nemateleotris )のオオメワラスボ(Family Microdesmidae )。
近年、慶良間諸島で発見され、 " シコンハタタテハゼ " (紫紺の意)の和名が提唱され、その後小笠原や四国でも分布が確認された。
珊瑚礁域のやや深い場所で見られ、生息深度は25〜90mであるが、40m以浅では稀。
岩盤の裂け目などをシェルターとし、砂礫底にペアでホバリングしていることが多い。
同属のハタタテハゼ Nemateleotris magnifica Fowler, 1938 のように群れを作ることはない。
成長すると6〜7cm程になる。
英名は学名に因み " Helfrichs ' dartfish " と呼ばれ、ダイバーも " ヘルフリッチ " で呼ぶ人が多い。
以前欧米では、本種の顔が黄色いことに因んで " Yellow fire-goby " と呼ばれていたが、最近はあまり使われなくなったようだ。
" パープルファイヤーゴビー " の名は、日本のアクアリウムシーンにおいてのみ使用される名で、英名で言うところの " Purple fire-goby " とはアケボノハゼ Nemateleotris decora Randall & Allen, 1973 のことを指す。
地域によって色彩変異が大きく、通称 " ピンクヘッド " と呼ばれるクック産の個体は顔の黄色い部分が無く、全体的に桃色をしており、体長も大型になる。
また、トンガ産の個体は、ノーマルタイプと " ピンクヘッド " との中間のような色彩を有する。
背鰭はハタタテハゼ Nemateleotris magnifica ほど長くは伸長しない。
価格はやや高価だが、美しい紫色の体色は非常に人気がある。
餌付きも良く、飼育は容易だが、入荷時には白点に罹り易いので注意が必要。
性格的に大人しい魚ではあるが、同種同属には激しく攻撃するので、ペア以外の同居は薦められない。
本属は外見上雌雄の差がないので、ペアを得るのは意外と難しい。
数匹投入して、偶然ペア形成されるのを待つしかないが、ペアにならなかった個体は大抵が虐め殺されてしまう。
驚くと飛び出すことも多いので、水槽蓋等、何らかの対策を講じた方が良い。
本種を追い回すような気が強い魚との同居は避けるべきだ。
実は体色維持が難しい魚でもあり、照明が合わないと直ぐに色彩が淡く褪色してしまう。
白色蛍光灯ですら褪色してしまうので、高色温度の蛍光灯若しくはブルーのLED照明が理想的だろう。
ショップで1週間在庫されているだけでも褪色するので、真のマニアはわざわざ入荷直後の個体を買い求めるくらいなのだ。
メタハラ下での飼育は止めた方が良いのだが、色彩に拘らないのであれば問題はない。
主にマーシャル便で輸入される。
人気種なので、比較的コンスタントに入荷がある。
気に入った色彩の個体が入荷するのを待つのも良いだろう。
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