ヒメイボコモンサンゴ
Montipora tuberculosa Lamarck, 1816
生息分布 / 沖縄〜台湾〜西部太平洋〜中部太平洋〜インド洋〜紅海
 極小さな疣状突起を有するコモンサンゴ属Genus Montipora )のSPSSmall-polyped Scleractinian Coral )。
 生息域もかなり広く、被覆コモンの仲間としては一般種と言えよう。
 固着性の被覆状群体で、準塊状や時には基部から張り出した部分は広く薄い板状群体を形成する。
 表面は不規則に盛り上がり、全面に極小さな
0.5mmほどの円柱状あるいは高円錐状の疣状突起が無数に密生する。
 同属のイボコモンサンゴ Montipora verrucosa Lamarck, 1816 コイボコモンサンゴ Montipora monasteriata Forskal, 1775
良く似るが、疣状突起の大きさは遥かに小さいので区別は付く。
とは言え、コイボコモンサンゴ Montipora monasteriata とは区別の付きづらい個体も多い。
 色彩的には変異に富み、褐色、乳白色、青色、水色、緑色、紫色、桃色等様々。
 ポリプPolyp )は昼間でも良く開き、色彩的には、緑色や褐色になるものが殆ど。
 自然下では、礁湖や潮通しの良い礁池の浅瀬に極普通に見られる。
 飼育する上では、清浄な海水と、強めの照明があれば容易な種だと言える。
但し、他のサンゴに触れると、刺胞毒にやられて共肉が融かされてしまうので、レイアウトの際は間隔を開け余裕のあるレイアウトを心がけたい。
照明が弱いと直ぐに褐色化してしまうので、良い場所に置いてあげた方が良い。
 成長速度は速く、どんどんLRや時には他のSPSSmall-polyped Scleractinian Coral をも覆って成長して行く。
水通りが悪いと表面にデトリタスが溜まり易いので注意する。
 商業ルートにはあまり載らない方だが、それでも被覆コモンの仲間としてはそれなりの個体数が流通しているので入手は可能だろう。
 コイボコモンサンゴに近い、ヒメイボコモンサンゴです。
疣状突起がコイボコモンサンゴよりも小さい種です。
 元々パープルではあったのですが、水槽裏の方に放置しておいたらいつの間にか綺麗になっていました。(笑)
 下の写真のように、共肉自体は非常に綺麗なパープルなのですが、ポリプの色彩が緑色なので色の組み合わせが悪く、イマイチ綺麗に見えないのが残念ですが、個人的にはお気に入りのサンゴです。
 ウチの水槽では、センビンブラシがこのヒメイボコモンに乗っ取られつつあります。(;´Д`A```
Last Update 2003,9,16