コモンサンゴ属の1種
Montipora hoffmeisteri Wells, 1956
生息分布 / 房総以南〜西部太平洋〜中部太平洋
〜グレートバリアリーフ
一見、表面がスムースに見えるのが特徴的なコモンサンゴ属(Genus Montipora
)のSPS(Small-polyped Scleractinian
Coral )。
固着性で群体は厚い板状、ないしは被覆状。
表面は極小さな円錐形の疣で覆われるがあまり目立たず、全体的にはスムースに見える。
群体表面はスポンジコモンサンゴ Montipora spongodes Bernard, 1897 に似て見える。
表面の疣状突起の間の平坦部にサンゴ個体が埋在する。
莢(きょう)の大きさは直径1mmほどで、莢壁は見られない。
近似種にミレポラコモンサンゴ Montipora millepora Crossland, 1952 やMontipora floweri Wells, 1954 があるが、前2種よりも凹凸が少ないので区別は付くだろう。
色彩は、自然下では褐色、淡灰色、明るい赤、紫、緑等変異に富む。
一般種で、波当たりの弱い場所に群生するがあまり目立たない。
ショップへの入荷時には、肌色がかった灰色の個体が多いのであまり人気はないが、水槽内で適度な照明を当てると、写真の個体のように鮮やかな紫色に色揚がりするのでお奨めのサンゴだ。
飼育は、清浄な海水と、強い照明があれば容易。
他のコモンサンゴ属(Genus Montipora )同様、他のサンゴに触れると共肉が溶けてしまうのでレイアウトには余裕を持った方が良い。
流通量は多くはない。
以前から、このコモンサンゴはショップで見かけていて、欲しかったのですが、ソフトボール大の半球状の塊群体が多く、水槽に入れるスペースがなかったため諦めていました。
今回、写真のように枝状死サンゴに被覆した個体を見つけたので購入したのです。
幸い、ショップでのストックが長かったため、綺麗な紫色に色揚がりしていました。(笑)
入荷直後の個体を購入して、じっくり色揚げを楽しむのも良いと思いますよ。
Last Update 2005,3,30