コモンサンゴ属の1種
Montipora capitata (Dana, 1846 )
生息分布 / ハワイ
宮古島以南〜インドネシアにかけての西部太平洋
ハワイでは極一般種だが、他地域では稀なコモンサンゴ属(Genus Montipora
)のSPS(Small-polyped Scleractinian
Coral )。
固着性の被覆群体で、準塊状の基部から、乱れた樹枝状に発達して行く。
同属のイボコモンサンゴ Montipora verrucosa (Lamarck, 1816 ) に良く似て、表面が疣状突起で覆われるが、疣がやや小さく尖る点や、成長の仕方の違いで見分ける事は可能。
ハワイ以外の海域では、サンゴ礁域の礁池でみられるが、かなり稀な種。
但し、幾つかの場所では、多数の群体が散在していることも解かっている。
色彩は、自然下では褐色や淡灰色なのだが、水槽で飼育していると緑色になってしまう事が多い。
疣と疣の間から、昼間でも良く開くポリプ(Polyp )が顔を覗かせるがポリプ(Polyp )自体が小さい事もあってあまり目立たない。
ポリプ(Polyp )の色彩は、淡灰色である事が多いが、綺麗な紫色の個体も見られる。
飼育は、清浄な海水と、強い照明があれば容易。
共肉の色を白っぽい色彩で維持するには照明に一工夫必要だが、照明が弱いと褐色化してしまうので難しいところだ。
他のコモンサンゴ属(Genus Montipora )同様、他のサンゴに触れると共肉が溶けてしまうのでレイアウトには余裕を持った方が良い。
以前は大変貴重なサンゴだったのだが、近年はインドネシアからブリード個体が輸入されるので、入手は容易になった。
つい最近まで滅多に入手できなかった"キャピタタ"ですが、このところ養殖個体が流通しているので、手に入れることは容易くなりました。
ちなみに、この個体も購入時は白い個体でしたが、飼育しているうちにすっかり別人(?)に・・・。(;´Д`A```
まぁ、この緑色は緑色で綺麗なんですけどねぇ。
下の写真で解かると思いますが、ポリプはパープルです。
白い共肉とパープルのポリプのコントラストが美しかったのです。
Last Update 2003,9,22