オレンジストライプ・バスレット
Liopropoma swalesi (Fowler & Bean, 1930
Original name : Chorististium swalesi

生息分布 / 西部太平洋(インドネシア及びパプアニューギニアのニューブリテン島)

標準和名 : ────────────────────────────
英   名 : パシフィック・キャンディー・バスレット 
Pacific candy basslet
         オレンジラインド・リーフバスレット 
Orange-lined reef basslet
         スウェイルズ・スイスガード・バスレット Swale's swiss-guard basslet

流 通 名 : オレンジストライプ・バスレット


   

 インドネシアとパプア・ニューギニアのニューブリテン島のみに生息するハナスズキ属
Genus Liopropoma )の小型ハタFamily Serranidae )。

 英名を "
Pacific candy basslet " と言う。
その名の通り、太平洋に生息する
キャンディーバスレット Liopropoma carmabi Randall, 1963 と言った趣のハナスズキ(Genus Liopropoma )だ。
 日本のアクアリウムシーンへの登場が21世紀に入ってからなので、新種のように思われるかも知れないが、記載は
1930と近似種のキャンディーバスレット Liopropoma carmabi よりもずっと古い。
ちなみに
Original name は "Chorististium swalesi " で、記載当時ハナスズキ属Genus Liopropoma )の1部が " Chorististium " とされていた為。
1988Randall Taylor によって " Liopropoma " だとされた。

 生息深度は深いが、
10m〜40mと同属他種よりはやや浅いサンゴ礁域の岩瓦礫等の隙間に生息している。
自然下では、岩盤の裂け目等をシェルターとして、単独またはペアで棲み、小さな甲殻類等を食べていると思われる。

 オレンジ色のストライプが大変美しく、人気も高い。
 飼育に関しては、同属他種同様で餌付きも良いのだが、同属他種に比べて極端に臆病な性格なので、混泳には向かない。
意外と長期飼育は難しいと言えるだろう。
経ちつける環境でじっくり飼育したいものだ。
但し、一旦落ち着くと小さな魚に攻撃する面も併せ持つ。

 入荷時に減圧症に患っている個体も居るので良く見極めて購入した方が良いだろう。
また、夏場の高水温には注意が必要。
 口に入るような、小型の魚や甲殻類は食べられてしまうので一緒に飼育することは出来ない。
 ペア以外の同属同種間では激しく争うので注意する。

 照明焼けし易い種なので、強化照明下での飼育は避けた方が良い。
照明焼けすると、グレー部分が暗色化する。
 魚水槽での飼育は出来ないので、意外と飼育タンクは限られてくる。
弱めの照明のサンゴ水槽・・・LPS水槽やソフトコーラル中心の水槽が理想的。