| Original name : Labroides dimidiatus |
生息分布 / 西部太平洋〜インド洋、紅海(房総半島以南〜南日本、中国、台湾、フィリピン、インドネシア、北マリアナ諸島、グアム島、オーストラリア、ロードハウ島、ニューカレドニア、マレーシア、ベトナム、モルディブ、ココスキーリング、クリスマス島、インド、イスラエル、ヨルダン、モーリシャス、オマーン、サウジアラビア、セイシェル、ソマリア、南アフリカ、パプアニューギニア、パラオ、ミクロネシア、マルケサス諸島、デューシー島、サモア、タヒチ、ラパ等)
標準和名 : ホンソメワケベラ
英 名 : ブルーストリーク・クリーナーラス Blue-streak cleaner-wrasse
ストライプド・クリーナーラス Striped cleaner-wrasse
流 通 名 : ホンソメワケベラ
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西部太平洋からインド洋、紅海にまで分布するソメワケベラ属(Genus Labroides )のカンムリベラ亜科(Subfamily Corinae )。
日本でも、房総半島以南で普通に見られる一般種だ。
1955年に京都大学の松原喜代松先生が出版した『魚類の形態と検索』に於いて本種の新称を " ソメワケベラ Labroides bicolor Fowler & Bean, 1928 よりも細身な種 " と言う意味で " ホソソメワケベラ " としたのだが、誤植で " ホンソメワケベラ " とされてしまい、その名が広く通ってしまったと言う逸話を持つ。
英名を " Blue-streak cleaner-wrasse " (青い縞模様のクリーナーラスと言う意)と言う。
自然下ではサンゴ礁域の水深1〜40m付近に小さなハーレムを形成して棲む。
幼魚は、稀にタイドプールで見ることもできる。
種小名 " dimidiatus " は " 2分する " と言う意で、身体側の頭から尾鰭に至るまで入った黒ラインに、背部と腹部が2分されて見えることに因む。
幼魚の内はメタリックの水色に黒いラインが入る冴えない色彩だが、成熟した成魚は頭部に黄色味を帯び、尾部のブルーも濃くなり、中々美しい。
生息地によって色彩変異が見られ、フィジーから輸入される個体は尾鰭の付け根付近が黄色くなる。
古くからクリーナフィッシュとしてアクアリムシーンで親しまれてきた魚だ。
実際、寄生虫のクリーニングにはかなり役立つ。
よく勘違いされるのだが、白点虫(Cryyptocaryon irritans)は繊毛虫の1種で、本種での治療はできない。
むしろ、本種は白点に罹りやすいので、白点が発生している水槽には入れるべきでない。
クリーニングも大型ヤッコには良いが、小型ヤッコや小さい魚には逆にストレスになる場合も多いので注意。
眠る際に体液で強靭な防護膜を作り、運動量も多いので、餌の摂取量が少ないと痩せ易い。
冷凍ブラインから初めて、人工餌に馴化させることもできるが、状態の良い個体を入手するのは案外難しい。
自然下の個体数の減少を危惧する研究者も少なくない。
ショップへは主にマニラ便、ネシア便で輸入され、輸入量も多く価格も安価。
但し、本種は輸送に弱い為、着時に弱ってしまっている個体が多い。
良く見極めて購入すること。
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