エンネオパグルス属の1種
Enneopagurus sp.
生息分布 / 琉球列島
琉球列島各地で、発見されているエンネオパグルス属(Genus Enneopagurus )の未記載種。
エンネオパグルス属(Genus Enneopagurus )は1988年にP.A.McLaughlin博士によって属の新設(Generic
composition )がなされた。
貝殻を背負ったまま、後方にジャンプすることで有名なヤドカリで、時には10数cmも飛ぶようだ。
その様は水槽内でも観察でき、水槽のガラス面の藻類の掃除をする際、水槽に手を入れるとあっと言う間にジャンプして消える。
体色はやや白味がかった半透明で、各部に赤褐色の小点が列をなし、節々は白い帯が入る。
自然下では転石の下等に隠れているが、水槽内では底砂に身体を半分埋めていることが多い。
中々のハンターで、いきなり底砂に鋏脚を突っ込んだかと思えば、ゴカイ類を掘り出し、貪り食ってしまったりもする。
また、大人しい種類のヤドカリ(例えばツノヤドカリ属のように懸濁物食の種等)は襲われてしまうこともあるようだ。
水槽内で身体を半分埋めているのも、獲物を待ち伏せしているのかも知れない。
尤も小さなヤドカリなので、魚が襲われる心配はない。
体色は地味だが、習性が面白いからか割と人気があるヤドカリだ。
商業ルートには殆ど載らないが、沖縄の通販ショップで購入することは可能。
動きが面白いためか、割と人気のあるヤドカリです。
食性は、やや肉食に偏っているような気がします。
ウチの水槽では、このヤドカリを入れた途端、ツノヤドカリ属のヤドカリ2種が姿を消してしまいました。(;´Д`A```
恐らく、こいつに襲われたのでしょう。
MA誌の取材の時も、編集の方の目の前でいきなりゴカイを掘り起こし、貪り喰い出して、編集の方を驚かせてしまいました。
とは言え、個人的には割りと好きなヤドカリです。
流石にヤドカリ専用水槽に入れる気はしませんが。(笑)
Last Update
2004,5,8