コノハミドリガイ

Elysia ornata Swainson, 1840

生息分布 / 日本沿岸各地、ハワイ〜オーストラリア〜西部太平洋、
        モルディブ〜南アフリカ、西部大西洋

 浅瀬の岩礁域に茂性するハネモ類Bryopsis spp. )や、葉が細目のイワズタ類Family Caulerpaceae )等、緑藻の上で見られる普通種のゴクラクミドリガイ科Family Elysiidae )のウミウシ。
生息場所から当然推測できる通り、貴重な " ブライオプシス・イーターBryopsis Eater )" である。
 世界各地、いたるところで通年見られる。
 色彩の変異が非常に激しく、共通しているところと言えば、身体に黒と白の細かいスポットが入るところと、側足の周縁部に黒いラインが入るところくらい。
写真の個体は体色が淡緑色だが、濃緑色の個体や暗色がかった個体等、無数なバリエーションがある。
 触角は、くるりと丸まったような感じ。
側足の黒ラインの下部や、触角は、橙色の個体が多いが、これも一概には言えず、触角が黒っぽい個体も居る。
 動きはなかり活発。
 ハネモ退治には持って来いの種だが、体長が小さい個体が多いので、それなりの数を投入しなければ追いつかないかも知れない。
 商業ルートには、殆ど載ることがないが、稀にショップが自家採取してきた個体が取引されることもある。
 普通種なので、採取して来た方が早いだろう。
 飼育する上での注意すべきは、本種を始めとしたゴクラクミドリガイ科Family Elysiidae )のウミウシは総じて身体が柔らかいので、PH等への吸い込まれに気をつける、と言う点だろう。

 自然下では、普通種とは言え、商業ルートに載ることは殆ど無いので、ある意味貴重なウミウシでしょう。
 体長が小さな個体が多いのですが、写真の個体は3.5cm程あります。
恐らく、サイズとしてはMAXでしょうね。
 体系的にも、色彩的にも面白く、しかもハネモまで食べてくれるとは・・・!!
お奨めのウミウシの1つです!!

Last Update 2003,7,23