ブルーレッグ・ハーミット
 Clibanarius tricolor Gibbes, 1850
Original name : Pagurus tricolor

生息分布 /西部大西洋(フロリダ半島〜フロリダキース、バハマ、キューバ、メキシコ、ユカタン半島、カリブ海等)

標準和名 : 
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英   名 : ブルーレッグド・ハーミットクラブ 
Blue-legged hermit-crabs
         ドワーフ・ブルーレッグ・ハーミットクラブ 
Dwarf blue-leg hermit-crab
         トリカラー・ハーミットクラブ Tricolor hermit-crab
流 通 名 : ブルーレッグ・ハーミット


   

 カリブ便で輸入されるヨコバサミ属Genus Clibanarius )のヤドカリ。

 サンゴ礁域のタイドプールから水深
10m以浅の潮間帯で見られる普通種。
 タイドプールに数匹纏まっていることが多い。

 地味な色彩の種が多いヨコバサミ属Genus Clibanarius の中では派手な色彩を有する。
 トレーディングネームの通り、歩脚は概ね青い色彩をしている。
 歩脚指節は赤いラインに囲まれ、更に爪先部分は白くなる。
この歩脚の、青、赤、白の組み合わせから、Tricolor hermit-crabと呼ばれることもある。
 種小名 " tricolor " も歩脚の色彩に因んだもの。
 歩脚各節関節部にも赤いラインが入る。
また歩脚全体に暗色の小斑紋が散在する。
 鉗脚は左右ほぼ同じ大きさで、色彩は暗色。
 指部は淡褐色になる。
鉗脚全体に淡褐色の大小不規則な斑が入る。
 眼柄は青色。
 第1触角は青色と褐色との縞を成す。
 第2触角鞭状部は褐色。
 前甲は青色。

 食性は雑食性で、藻類から魚や小動物の死骸まで何でも良く食べる。
 若齢個体は藻食性が強く、藻類の掃除役としてはかなり優秀だが、大型の個体はやや性格がきつくなる面も併せ持つ。
大型個体は時には同居の貝類を襲って食べてしまうこともある。

 カリブ便での入荷だが、入荷は頻繁なので、入手は容易い。
 輸入される個体は甲長
2mmほどの幼稚体が多い為、他のヨコバサミ属Genus Clibanarius が混じっていることがある。
良く見極めて購入したい。
 成長は早く、幼稚体を購入しても1年もすれば甲長
2cmくらいになってしまう。
 小さい内は、宿貝としてキリガイダマシ科
Family Turritellidae )の貝殻を利用していることが多いが、成長と共に宿貝の選別はしなくなる。