ツメナガヨコバサミ
Clibanarius longitarsus 
de Haan, 1849
Original name : Pagurus longitarsus

生息分布 /西部太平洋〜インド洋(沖縄、台湾、フィリピン、インドネシア、北マリアナ諸島、グアム島、オーストラリア、ベトナム、マレーシア、セイシェル、モーリシャス等)

標準和名 : ツメナガヨコバサミ
英   名 : グリーンへアリー・ハーミットクラブ 
Green-hairy hermit crab
流 通 名 : ツメナガヨコバサミ


   

 西部太平洋からインド洋にかけて分布するヨコバサミ属Genus Clibanarius )のヤドカリ。

 水深
5m以浅のマングローブ帯に棲む。
 河口付近の汽水域を好み、泥砂上で見られることが多い。

 全体的に若草色の色彩をしており、中々美しい種だ。
 歩脚は若草色で、細い体毛に覆われる。
歩脚指節が同属他種よりも長く、そこから " ツメナガヨコバサミ " の和名が提唱された。
 鉗脚も歩脚同様若草色で、指節から前節にかけて、細かい微棘があり、細い体毛に覆われる。
 眼柄は山吹色。
 第1触角は基部が若草色で、先端部は山吹色。
 第2触角は淡褐色。

 種小名 " longitarsus " は " 長い足根 " の意。
同属他種よりも長い歩脚を有する事に因む。
 歩脚や鉗脚の色彩と体毛から、英名では " Green-hairy hermit crab " と呼ばれる。

 食性は雑食性だが、藻食性が強い。
水槽内の藻類の掃除役としては優秀。
 動きはかなり活発だ。

 商業ルートにに載る事は少なく、入手しづらい種である。
但し、インドネシアやフィリピンから他のヤドカリと一緒に混じりで輸入されることもあるので探してみると良いだろう。