Clibanarius humilis Dana, 1851
生息分布 / 伊豆以南〜西部太平洋〜インド洋
沖縄では、極普通種のヨコバサミ属(Genus Clibanarius )のヤドカリ。
潮間帯やタイドプールで普通に見ることが出来き、波内際に多い。
鋏脚は全体的に黒く、白色のスポットが点在し、基部に緑色の縞が2本入るのが特徴。
歩脚は黒色と、橙色の縞模様で、ここから標準和名の”マダラ”の名称がある。
眼柄は、基部は暗色で中央部は橙色、先端は白く、眼球は黒い。
第一触角は暗色で、先端部は褐色。
第二触角は基部が褐色で、鞭状部は橙色。
前甲は淡灰色。
良く見ると結構綺麗なのだが、あまり観賞価値は無いかも知れない。
食性は雑食性で、苔藻類から魚や小動物の死骸等何でも良く食べる。
基本的にヨコバサミ属のヤドカリは藻食傾向が強く、本種は小型な個体が多いため、水槽内の苔掃除役としては最適だろう。
宿貝には、クボガイやアマガイ等、潮間帯に生息するありふれた貝殻を選んでいるが、これはその生息域からで、比較的どんな種の貝殻でも背負うようだ。
極普通種ゆえ、商業ルートに載ることは殆どないが、サンゴヤドカリの混じりとして流通することもある。
採取してきた方が早いだろう。


普通種の、しかも「ヨコバサミ」なので軽視されがちですが、よく見ると結構綺麗なヤドカリです。
苔喰い能力も高く、小型の個体が多いので、水槽内の苔掃除役には最適だと思います。
ショップで種を同定して入手するのは難しいかも知れませんが、普通種ゆえ、サンゴヤドカリの混じりでそれなりの個体数が取引されてます。
採取も普通に可能ですので、採取して来た方が早いかも知れませんが・・・。
