イモガイヨコバサミ
Clibanarius eurysternus Hilgendorf, 1878
生息分布 / 伊豆以南〜和歌山〜沖縄〜西部太平洋
 和歌山や沖縄では、極普通種のヨコバサミ属Genus Clibanarius )のヤドカリ。
 身体が平べったい為、貝口の狭いイモガイを好んで宿貝とする為、その名がある。
 体色はやや黄色がかった灰色で、歩脚や鋏脚には暗色の縦縞が入る。
また、産毛が多数生えている。
 眼柄は体色同様、やや黄色がかった灰色で、暗色の縦ラインが入る。
 第二触覚は、灰色と黒の縞模様。
 近似種に、外見が良く似たタテジマヨコバサミ Clibanarius striolatus Dana, 1852 が居るが、そちらは眼柄の縦ラインが入らない。
また、そちらは歩脚や鋏脚の暗色のラインが上から下までは繋がっておらず、節々で途切れているので、良く観察すれば区別は付くだろう。
 食性は雑食性で、何でも良く食べる。
水槽内での苔掃除には活躍するだろう。
 観賞価値は低いので商業ルートにはあまり載らないが、潮間帯等で普通に見られるので採取は容易。
 観賞価値が低いため、あまり人気がないヤドカリです。
良く見ると、それなりに綺麗なんですが、どうしても派手な色彩のヤドカリには負けてしまいますね。
 しかし、活発に行動し、水槽内の苔掃除にはかなり活躍してくれるでしょう。
 サンゴヨコバサミ同様、やや大きくなりますので、小型の水槽には向かないかも知れません。
 良く似た別種のヤドカリが居ますので、混乱しないよう・・・。
Last Update 2003,8,17