Clibanarius englaucus Ball & Haig, 1972
生息分布 / 和歌山以南〜沖縄〜台湾〜西部太平洋
同属のイソヨコバサミ Clibanarius virescens (Krauss, 1843 )に良く似たヨコバサミ属(Genus Clibanarius )のヤドカリ。
沖縄では、潮間帯に普通に生息しているヨコバサミ属(Genus Clibanarius )で、指節の先端が黄色っぽく見えるので " ツマキ " ヨコバサミの和名が付いた。
歩脚や鋏脚の様子はイソヨコバサミ Clibanarius virescens、眼柄や触角の様子はマダラヨコバサミ Clibanarius humilis Dana, 1851 に近いと言う点が興味深いヤドカリだ。
鋏脚は黒地に白色の点が点在し、細かい毛で覆われている。
歩脚は基部が濃緑色で中央部は暗色。 爪先は青で、白、赤と帯が横走しているのが特徴。
眼柄は、基部は暗色で、中央部は橙色。 先端は白く、眼球は黒い。
第一触角は濃青色で、先端は橙色。
第二触覚鞭状部は赤い。
イソヨコバサミ Clibanarius virescens の第二触角が青いのに対し、本種は赤くなると言う訳だ。
南方版イソヨコバサミ Clibanarius virescens と言ったところかも知れない。
食性は雑食性で、苔藻類から魚や小動物の死骸まで何でも良く食べる。
観察する限り、苔喰いの能力も高いようだ。
サンゴヤドカリの混じりでショップへも入荷するので、入手することは、それほど困難ではない。


最初ショップでこのヤドカリを見つけた時は、濃緑色の歩脚を見てただのイソヨコバサミかと思い大して気にも留めなかったのですが、良く見ると眼柄や触角はマダラヨコバサミの特徴が出ていて驚きました。
更に観察すると、歩脚の爪先が綺麗なブルーではないですか!?
そんな訳で、慌ててGETしました。
と同時に、参考に採取地を教えて頂きました。
その後、調べてみて、本種であることが解った訳です。
