ソロール・フェアリーラス
Cirrhilabrus solorensis Bleeker, 1853
Original name : Cirrhilabrus solorensis

生息分布 / 中西部インド洋(インドネシア)

標準和名 : ────────────────────────────
英   名 : ソロール・フェアリーラス 
Solor fairy-wrasse
          レッドアイド・フェアリーラス 
Red-eyed fairy-wrasse
         レッドヘッデッド・フェアリーラス 
Red-headed fairy-wrasse
         トリカラー・フェアリーラス 
Tricolor fairy-wrasse
流 通 名 : ソロール・フェアリーラス、レッドヘッド・フェアリーラス
  

   

 インドネシアのみに分布しているイトヒキベラGenus Cirrhilabrus )。

 日本のアクアリウムシーンでは " レッドヘッド・フェアリーラス " の名で取り引きされることが多いが、キュウセンの仲間、ハリコエレス属Genus Halichoeres )のレッドヘッド・ラス Halichoeres rubricephalus Kuiter & Randall, 1995 と紛らわしいので、違う通称名を使用した方が良いだろう。
"
Solor fairy-wrasse " とも呼ばれるのでここではこの呼び名を使用する。
眼が明るい赤色なので、英名で "
Red-eyed fairy-wrasse
" と呼ばれることも多い。

 サンゴの良く発達した水深
10〜15m付近の岩盤の裂け目等をシェルターとしてハーレムを形成して生息する。
 スラウェシ島のトミニ湾では、同属のオレンジバック・フェアリーラス 
Cirrhilabrus aurantidorsalis Allen & Kuiter, 1999 と混在したハーレムを作る例も見られる。
 独特なエメラルドグリーンの体色は大変美しく、アクアリストに人気があるイトヒキベラGenus Cirrhilabrusだ。
 雄は顔が黄色くなり、頭部上側が赤く染まる。
背鰭外縁部も赤くなる。
特に成熟した雄は、鰓蓋の縁に暗色のバンドが現れる。
 雌はやや地味な色彩で、暗いエメラルドグリーン。

 種小名の " solorensis " は、本種のホロタイプがソロール島で採取された個体を元にしていることに因む。

 インドネシア便で纏まった入荷があり、価格は安価。
 照明焼けし易い魚なので、抑えた照明下での飼育が望ましい。。
 他のトヒキベラ
Genus Cirrhilabrus )同様、餌付きの心配はない。
 成魚は
11cm程になる

 イトヒキベラ
Genus Cirrhilabrusの中では温和な方で、頃合いを見計らえば同属他種との混泳も巧く行く。
 性転換が激しい種なので、本種が劣勢だと雄が雌に戻ってしまうこともある。
美しい雄の体色を楽しみたいなら、本種優勢の環境での飼育を薦める。
 他のベラ類同様、驚くと水槽から飛び出すことも多いので、落ち着ける環境での飼育が望ましい。
できれば、水槽蓋をして飼育するのが良いだろう。