ラインド・フェアリーラス
Cirrhilabrus lineatus Randall & Lubbock, 1982
Original name : Cirrhilabrus lineatus

生息分布 / 南西部太平洋(ニューカレドニア、ロイヤリティ諸島〜グレードバリアリーフ)

標準和名 : ────────────────────────────
英   名 : ラインド・フェアリーラス 
Lined fairy-wrasse
          パープルラインド・フェアリーラス 
Purple-lined fairy-wrasse
        ラヴェンダー・フェアリーラス 
Lavender fairy-wrasse
流 通 名 : ラインド・フェアリーラス


   

 オーストラリア便で輸入される美しいイトヒキベラGenus Cirrhilabrus )。

 頭部は黄色がかるが、全体的にラベンダーピンクの色彩をしており、咽元から尾鰭にかけて、多数の青い縦ラインが走る。
背鰭、尻鰭はオレンジ色で、複雑な色彩が何とも美しい。
 婚姻色が出た雄は特に豪華な色彩で、尾鰭が真っ赤になる。
 種小名 " lineatus " は " 線のある " の意で、体側に走る縦ラインに因む。

 アクアリウムシーンでは "
Lined fairy-wrasse " と呼ぶが、英名では " Purple-lined fairy-wrasse " 、" Lavender fairy-wrasse " 等と呼ばれることもある。

 尾鰭の形状はラウンドテイル。
 成熟した個体は腹鰭が長く伸長する。

 サンゴ礁域外縁の水深
20m〜55m付近に生息する。
 イトヒキベラ
Genus Cirrhilabrus )の中では大型種に入るが、性格的には大人しい種で、小型のイトヒキベラGenus Cirrhilabrus )に虐められることもあるようだ。

 深場生息種だが、照明焼けや褪色を起こさないので、
SPS水槽に入れることも可能。
 他のトヒキベラ
Genus Cirrhilabrus )同様、餌付きの心配はない。
 輸入量は少なく、入手性は悪い。
 入荷する個体は概ね
10cmくらいの個体が多く、小さい個体は見かけない。

 白点に罹り易い面があり、肌荒れもし易い種なので、状態を良く見て購入した方が良い。
また、本種に限らずイトヒキベラGenus Cirrhilabrusは皆、飛び出し事故を起こし易いので、水槽蓋があった方が良いだろう。