オルトマンワラエビ Chirostylus ortmanni Miyake & Baba, 1968 の近似種として以前から知られていたワラエビ属(Genus Chirostylus )に漸く学名が付いた。
現在本種が確認されているのは奄美諸島及び琉球列島のみで、北九州(沖ノ島)以北ではオルトマンワラエビ Chirostylus ortmanni に置き換わる。
水深15m以深のサンゴ礁域、礁斜面や海底洞窟に生息するヤギ類(Order Gorgonacea )やウミカラマツ類(Genus Antipathes )、イソバナ類(Family Melithaeidae )、ウミヒドラ類(Suborder Filifera )の枝上で見られる。
自然下では夜行性で、日中はあまり見ることができないようだ。
頭胸甲は黄褐色で、背面には白色線で三角形を形成した模様が入る。
歩脚や鉗脚は赤褐色で、乳白色の細かい斑紋が列を成す。
この歩脚の乳白色斑紋がオルトマンワラエビ Chirostylus ortmanni よりも数多く入り、星屑を散りばめたように見えるため " ホシゾラワラエビ
" の和名が提唱された。
またオルトマンワラエビ Chirostylus ortmanni の特徴である歩脚長節末端の大きな白斑紋が本種にはない。
種小名 " stellaris " は " 星状の " 、 " 群星の " と言う意で、標準和名同様、歩脚の乳白色斑紋に因んだもの。
商業ルートにはあまり載らないが、稀に沖縄便で入荷することもある。
飼育は容易だが、大人しい種なので落ち着ける環境で飼育した方が良い。
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