ベルベットウミウシ

Chelidonura varians Eliot, 1903

生息分布 / 西部太平洋〜オーストラリア、フィジー

 キセワタガイ超科Superfamily Philinoidea )の中で、ショップで取引される数少ないウミウシである。
 本種を始めとするカノコキセワタガイ科
Family Aglajidae )の多くは、ヒラムシ食(Planarian Eater )なのだ。
故に、大抵のショップではオーダーがあれば取り寄せてくれる。
ヒラムシPlanarian )に困ったら、数匹投入してみると良い。

 ニシキツバメガイ Chalidonura hirundinina (Quoy & Gaimard, 1832
アオフチキセワタガイ Philinopsis gardineri Eliot, 1903等、良く似た色彩を有する種は多い。
見分けるポイントは、背面センターのブルーラインが途中で途切れている種が本種なので、それを選べば良い。
もっとも、本種以外のカノコキセワタガイ科Family Aglajidae )のウミウシがショップに入荷するとも思えないが・・・。
 動きはかなり活発。
 食性が解かっているにも関わらず、何故か短命。
 基本的にカノコキセワタガイ科Family Aglajidae )のウミウシは輸送に弱いので、ショップに入荷した時点で弱っているのだろう。
マニラ便は、生体ひとつひとつが極小さな袋に、極少ない水量で輸入されるので尚更だ。
本来、大きな袋にたっぷりの海水を入れて輸送すれば、生体の状態も問題なく届くのだが、コストの問題からも、ほぼ不可能だろう。
食べるヒラムシ
Planarian )の種類も多様なので、マルチに活躍する。
 南方生息で、主にマニラ便で輸入されるが、需要が高い為か割と入手は容易い。
トレーディングネームは " ブルーラインシースラッグ " 。
 状態の良い個体さえ入手できれば、ヒラムシ退治には持って来いだ。

 ヒラムシ退治に有効なのが、「ブルーラインシースラッグ」です。
 その食性と、独特の美しさから、非常に人気のあるウミウシですよ。
 ヒラムシ退治させるなら、複数入れることを薦めます。
 餌が解かっているにも関わらず、すぐに居なくなってしまいます。
 サンゴ(LPS)に捕食されてしまうケースも多いですね。

Last Update 2003,7,22