| Original name : Holacanthus conspicillatus |
生息分布 / 南西部太平洋(グレートバリアリーフ、ニューカレドニア、サウスワード〜ロードハウ島)
標準和名 : ────────────────────────────
英 名 : コンスピキュアス・エンゼルフィッシュ Conspicuous angelfish
オレンジフェイス・エンゼルフィッシュ Orange-face angelfish
スペクタクルド・エンゼルフィッシュ Spectacled angelfish
流 通 名 : コンスピキュアス・エンゼルフィッシュ
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南太平洋の孤島、ロードハウ島やノーフォーク島からニューカレドニア、グレートバリアリーフ南部周辺海域に生息する局地分布のキートドントプルス属(Genus Chaetodontoplus )である。
サンゴの良く発達したサンゴ礁域の水深5m〜40m付近に単独、またはペアで生息する。
自然下ではカイメン類等を食べていると思われる。
成長すると最大で25cm程になる。
英名では " Orange-face angelfish " 、 " Spectacled angelfish " とも呼ぶが、日本のアクアリストにはアクアリウムシーンで使用される種小名の
" Conspicuous " の方がしっくり来るだろう。
種小名 " conspicuous " は " 目立った " の意。
2cm以下の幼魚は真っ黒だが、成長と共にその独特の橙色の顔や青いラインがはっきりしてくる。
精悍なマスクが人気の理由だ。
若魚は腹鰭が黒いが、成熟して来ると白く変化する。
他のキートドントプルス属(Genus Chaetodontoplus )同様やや神経質で、特に成魚は餌付きにくい面がある。
餌付きの良い幼魚の方が飼育難易度は低いのだが、幼魚は輸入量が更に少なく、価格も跳ね上がる。
生息域から想像できる通り、高水温には弱く、冷却設備がないと飼育できない。
キートドントプルス属(Genus
Chaetodontoplus )全般に言える事だが、他のキンチャクダイ類(Family Pomacanthidae )よりも鱗が小さく、非常に肌が弱い。
白点に罹り易く、チョウチョウウオ(Family Chaetodontidae )に白点が出ていないのに本種に白点が付く・・・と言うような事も多々ある、上級者向けの魚だ。
Invertebrates tankで飼育される事が多いが、白点を出さない環境作りが求められる。
状態が悪くなると、体色が白っぽくなるので、常日頃良く観察し、状態が落ちてきたら何時でも治療出来る様心がけておきたい。
一旦落ち着くとタフな面もある。
他の魚との協調性も良いので、大人しい魚との混泳を薦める。
SPSとの同居は問題ないが、LPSは食害される可能性が高いので入れない方が無難だろう。
特に、本種を始めとしたキートドントプルス属(Genus Chaetodontoplus )はイソギンチャク類を好んで食べるので注意する。
逆にこの利点を生かし、セイタカイソギンチャク類(Aiptasia spp. )の除去に役立たせる事も出来る。
日本にはオーストラリア便で輸入される。
成魚、幼魚を問わず、非常に人気のある魚だが、生息域が自然保護区に指定されている関係で輸入量は多くなく、価格は非常に高価。
以前は目にする機会が殆ど無い稀種だったが、ここ数年は輸入量が安定してきたようだ。
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