| Original name : Centropyge hotumatua |
生息分布 / 東部太平洋(オーストラル諸島のラパ、イースター島及びピトケアン諸島)
標準和名 : ────────────────────────────
英 名 : ブラックイヤー・エンゼルフィッシュ Black-ear angelfish
ホツマツア・ピグミーエンゼルフィッシュ Hotumatua's pygmy-angelfish
流 通 名 : ホツマツア・ピグミーエンゼルフィッシュ
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イースター島、ラパなどイースター島周辺海域及びピトケアン諸島のみに生息するケントロピーゲ属(Genus Centropyge )のキンチャクダイ(Family Pomacanthidae )。
ケントロピーゲ属(Genus Centropyge )の中で、クシィピポプス亜属(Subgenus
Xiphipops )に分類される。
種小名の " hotumatua " は、 大昔、ポリネシアのマルケサス諸島からイースター島にやって来て植民し、モアイ等の石像文明を創った大酋長の名前に因む。
自然下では水深15〜40m付近に単独もしくはペアで棲む。
サンゴや岩等が折り重なってできた、穴や裂け目をシェルターとし、カイメン等の付着生物や藻類を食べていると思われる。
成長すると8cm程になる。
オレンジ色を基調とした落ち着いた色合いで、目にはブルーのアイシャドーが入る。
鰓蓋の後縁に暗色の斑紋が入り、そこから英名は " Black-ear angelfish " と言う。
身体側中心付近から尾鰭付け根付近までは暗色。
尾鰭はオレンジ色。
背鰭や尻鰭の後縁は伸びず、丸い形状をしている。
独特のシックな体色は非常に人気があるのだが、元々その僻地性故、輸入される個体数は僅かで非常に高価だった。
イースター島周辺は強風海域であるため採取が儘ならないのだが、夏季(日本では12〜2月頃)に風が弱まる時期があり、その頃にのみ入荷があった。
ところが2005年にイースター島を含むラパ・ヌイ国立公園が世界遺産に登録され、チリ政府の許可無しにイースター島周辺海域での自然動物の捕獲が禁じられた為、本種の入荷も完全に途絶えてしまった。
現在、ハワイのシッパーがチリ政府に採取許可を申請中だそうだが、許可が下りたとしても個体数に制限がかけられる事は必至で、価格は更に高騰しそうだ。
色彩パターンはココスピグミーエンゼルフィッシュ Centropyge joculator Smith-Vaniz & Randall,
1974 に似て見えるが、性格等は全く違いケントロピーゲ属(Genus Centropyge )クシィピポプス亜属(Subgenus
Xiphipops )の中では大人しい方に入る。
雑食性で、幼魚の餌付きは良いが、大型の個体はやや馴化しにくい面がある。
自然下同様、水槽内でも隠れ家が沢山有るようなレイアウトの方が落ち着くようだ。
一旦馴れると丈夫な種だが、イースター島からタヒチまで飛行機で丸1日かかる上、ハワイ経由で輸入される為状態が落ちている個体が多く、購入の際は良く見極めた方が良いだろう。
輸入される個体の大きさは3〜8cmくらいの間で様々。
同種同属間では激しく争う上、本種が劣勢になることが多いので、タンクメイトを吟味し、落ち着いた環境で飼育するのが望ましい。
分布海域の水温が20℃前後である為、水槽内の水温も23℃以下にするのが理想。
高水温での飼育の場合、突然死してしまう事も多いので、なるべく低い水温で飼育したい。
魚水槽では褪色してしまうことが多いのでInvertebrates tankで飼育する方が良い。
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