シロサンゴヤドカリ
Calcinus seurati Forest, 1951
Original name : Calcinus seurati

生息分布 / 中部太平洋〜中南部太平洋、インド洋(小笠原諸島〜和歌山〜鹿児島〜琉球列島、台湾、北マリアナ諸島、グアム島、ハワイ諸島、フランス領ポリネシア、ツアモツ諸島、マルケサス諸島、クリスマス島、ココスキーリング等)

標準和名 : シロサンゴヤドカリ
英   名 : ゼブラ・リーフ・ハーミットクラブ Zebra reef hermit-crab
         バンデッド・レッグ・ハーミットクラブ Banded-leg hermit-crab
流 通 名 : シロサンゴヤドカリ


   

 西部太平洋から中南部太平洋、インド洋に分布するサンゴヤドカリ属Genus Calcinus )のヤドカリ。
 水深
5m10mの潮下帯で多く見られる。
岩礁域の付着物の何も無い岩肌や転石周辺、造礁サンゴ類の根元等に棲む。

 色彩的には同属のユビワサンゴヤドカリ Calcinus elegans H.Milne Edwards, 1836 を白黒にした雰囲気。
 歩脚は白地に鮮やかな黒い縞が入る。
 鉗脚は淡若草色。
 ヤドカリ上科Superfamily Coenobitoidea )なので、左側の鉗脚が大きいが、ユビワサンゴヤドカリ Calcinus elegansスベスベサンゴヤドカリ Calcinus laevimanus Randall, 1840 同様、左側鉗脚が極端に大きくなるタイプのヤドカリで、宿貝に入った時に左側鉗脚が蓋の役目をする。
 
眼柄は基部が白く、先端に行くにつれ橙色になる。
 眼球は青い。
 第1触角、第2触角共に橙色。

 動きが緩慢な種が多いサンゴヤドカリ属Genus Calcinus の中では素早く動く。
性格的にもキツイ方で、水槽内では他のヤドカリの宿貝を奪うことも多い。

 国内ではやや稀な種だが、奄美諸島には纏まって生息すると言う。
 商業ルートに載ることは少ないが、時折ハワイ便でまとまった入荷をすることもある。
 雑食性で何でも良く食べるため、水槽内の藻類や残餌の掃除役として活躍する。