ホソエダミドリイシ

Acropora valida Dana, 1846

 固着性のcorymbose状群体(コリンボース状群体)の小型個体で、生息分布域が非常に広い。。
 放射サンゴ個体は大小さまざまで、枝に着生して管状、鼻型または埋没する。
そのため、枝の周りに多数の球を付けたような印象になる。
枝が太めの個体はトゲホソエダミドリイシ Acropora secale Studer, 1878 やハナガサミドリイシ Acropora nasuta Dana, 1846 に、細目の個体はスゲミドリイシ Acropora nana Studer, 1878ムギノホミドリイシ Acropora cerealis Dana, 1846 に似る。
特にトゲホソエダミドリイシ Acropora secale には良く似ていて区別できないような個体もある。
 昼間でも小さなポリプPolyp )を伸ばす。
色彩的には基部は褐色、または白で、先端はピンクや紫等鮮やかな色彩になる。
 サンゴ礁のさまざまな環境に育成し、個体数も大変多い。
 流通量もそれなりに多いが、人気が高く、綺麗な個体を入手するのは難しい。
 飼育は強めの照明と清浄な海水があれば、割と容易である。
照明が弱いと直ぐに褐色化してしまうので、強化照明は必須。
レイアウト時も一番良い場所に置くべきだ。
 デトリタスが溜まりやすい形状なので、弱めの水流を間接的に当てると良い。

 ホソエダは、非常にトゲホソエダに似ているので、大変紛らわしい種です。
 通常、ホソエダは基部の共肉は白か褐色で、先端はピンクか紫です。
 トゲホソエダ系は、飼育自体は簡単なんですが、メタハラの波長を見極めるのが非常に難しいです・・・。
 上の写真の個体は通常の枝ぶりの個体。
 下の写真の個体は一寸珍しい、細い枝の個体です。

生息分布 / 房総以南〜西部太平洋〜中部太平洋、ハワイ、
        東部太平洋、グレートバリアリーフ〜インド洋〜紅海
Last Update 2003,9,20