ミドリイシ属の1種

Acropora suharsonoi Wallace, 1994

 IndnesiaBali周辺部のみに分布する局地性のミドリイシ。
 固着性のcorymbose(コリンボース型)の小型群体。
 基部から横方向、徐々に上方向に枝が伸びるのが特徴で、あまり分枝せず、小枝も殆ど無い。
 放射サンゴはほとんど持たず、枝はつるつるした印象になる。
 他の Acropora Loripes Group マルヅツハナガサミドリイシ近似種) 同様、ミドリイシ属
Genus Acropora )としてはやや深度の深いサンゴ礁域のドロップオフした礁斜面、15m〜30m付近に生息する。
 若齢時の " マルティキュータ " 
Acropora multiacuta Nemenzo, 1967 に良く似るが、同種は本種と違いAcropora Humilis Groupツツユビミドリイシ近似種)に分類され、成長するとdigitata群体(指状群体)になる。
 色彩的には基部は淡褐色、淡緑であまり変異は見られないが、先端付近は白、水色等淡い色彩になることが多い。
 先端部の微細なポリプPolyp )は日中でも伸ばすことが多い。
 固有種であるがゆえ流通量も少なく、人気も高いが、現地での数は多い。
ショップでは学名の " スハルソノイ " の名で取引きされる。
 飼育は、水質に煩く、難しい面もある。 
深場の個体なので、10000kの直下は避けねばならない。
深場ミドリイシ全般に言えることだが、エアに触れる事に弱いのでレイアウト時には注意を要する。
 いきなり強化照明下にレイアウトすると調子を崩す事もあるが、徐々に慣らせば問題ない。
 飼育していると緑がかってくる事が多い。

 今、ネシア産深場ミドリイシのなかで、1番人気があるのが本種。
人気があるから、なかなか手に入らないかも・・・?
飼育はやや難しい種に入ると思います。
 ブルー球を当てた方が良い結果が得られます。
先端の淡くなってる部分は光に合った色彩に変化してきます。
 形が変わったAcroporaですから、是非飼育に挑戦してみてください。

生息分布 / インドネシアのバリ島周辺部
Last Update 2003,9,20
小枝が上方に伸びず、平たく成長したタイプ。 大変珍しい。