Acropora secale (Studer, 1878 )
固着性のcorymbose状群体(コリンボース状群体)で、ホソエダミドリイシ Acropora valida (Dana, 1846 ) に非常に良く似るが、本種の方が枝ぶりがやや不規則になる。
基部から上向きに伸びる枝は、ほぼ等間隔に配置され、群体の中央部では長く、またあまり分枝しない。
若個体は小枝も丸く指状だが成長と共に長く伸長する。
放射サンゴは大小さまざまで管状で突出、もしくは鼻型になる。
この放射サンゴの配列が不規則なのが本種、規則的なのがホソエダミドリイシ Acropora
valida だと覚えておくと良いだろう。
日中でも白く小さなポリプ(Polyp
)を伸ばす個体も多い。
色彩的には基部は白、もしくは褐色で、先端はピンクや紫等鮮やかになり、目を引くが色彩変異はあまり見られない。
サンゴ礁域なさまざまな環境で見られるが、色鮮やかな個体は礁斜面上部で見られる。
流通量は多いが、人気種で、特にPigmentation(ピグメーション)が美しい個体はやや入手しずらい。
通常、このPigmentation(ピグメーション)はピンクや紫である事が多いが、稀に水色系の色彩を有する個体もある。
" ルピナスミドリイシ " は本種のJunior
Synonym(新参異名)なので、注意したい。
強めの照明と清浄な海水があれば飼育は容易だが、Pigmentation(ピグメーション)の色維持、及び共肉基部の白い色彩維持には照明の工夫が必要。
基本的には高色温度の照明は使用せず、照度が確保できる色温度の低い球を使うべきだが、レイアウト位置が悪いと色飛びしたり褐色化したりしてしまう。
状態の変化を見ながらレイアウトするのが理想。
また、その骨格形成上、デトリタスが溜まり易いので、適度な水流を当てた方が良いだろう。

トゲホソエダは人気の種。 もちろん僕も好きです。
通常、ミドリイシ類は、ピンク個体は10000k、グリーン系はブルー球が良いのですが、トゲホソエダに関してはそうとも言えないみたい・・・。
ピンク個体を10000k直下に持ってったらクリーム色化したり、白い個体を10000k直下に持ってったら真ピンクになったり。
以前コーラルグロー下で飼育してた真ピンク個体を10000k真下に持ってたら褐色化したし、別個体をやっぱりコーラルグロー下に置いたら褐色化したり・・・訳分からん。
様子見ながらレイアウトした方が良いですね。
今でも基部が白っぽくて先端が濃いピンクの個体を見つけたら即、買っちゃいますね。


