
Acropora loripes (Brook, 1892 )
固着性のcorymbose型(コリンボース型)の小型群体でAcropora Loripes Group (マルヅツハナガサミドリイシ近似種 )の基本体となるのが本種である。
小枝の中軸サンゴ個体は球状や丸みを帯びており、よく突出する。
放射サンゴ個体(小枝の突起部分)も丸みを帯び、着生管状または鼻型になり、枝の周辺に小球を貼り付けたような感じになる。
但し同じAcropora Loripes Group (マルヅツハナガサミドリイシ近似種 )のツツハナガサミドリイシ Acropora granulosa (Milne Edwards and Haime, 1860 ) や " カロリニアーナ " Acropora caroliniana Nemenzo, 1976 、 " ロザーリア " Acropora rosaria (Dana, 1846 ) 、Acropora maryae Veron, 2000 等良く似た種は多いので、同定する際は注意が必要。
本種の場合、先端が小さいリング状に縁取られているという特徴があるので、それを中心に見分けると良い。
標準和名を " マルヅツハナガサミドリイシ " と言う。
色彩的には、白、褐色、水色、緑、ピンク系等変異に富む。
先端の小さいリング状の縁取りは赤く色付くことが多いが、日中はあまりポリプ(Polyp
)を出さない。
また、ポリプ(Polyp
)を開いても、ポリプ(Polyp
)は小さくあまり伸長はしない。
日本では、四国や天草と言った温帯域から、奄美、沖縄のサンゴ礁域にかけて見られるのだが、むしろサンゴ礁域では稀で、温帯のサンゴ群集で多く見られる。
インドネシア産の個体は " ロリペス " と言う名で深場ミドリイシとして良く流通するが、日本近海の " マルヅツハナガサミドリイシ " は産地の関係で入手できないだろう。。
飼育は容易な方だが、強い光をいきなり当てると褐色化したり、白骨化したりしてしまうこともあるので注意する。
徐々に慣らせば問題無く、むしろ光は強い方が良いので、色温度の高いブルー球の使用が良い。
やはりミドリイシなので、蛍光灯での飼育は厳しいと思われる。
" マルヅツハナガサミドリイシ " と呼ばれる高緯度産の個体。
先端部の形が特徴的なのがこのロリペスです。
ネシアの深場ミドリイシとしてかなり流通してますので、入手は容易ですよ。
飼い込むと先端が赤く色付き、綺麗です。
いきなり10000kに当ててしまうと、すぐ褐色化するので、ブルー球の方が良いでしょうね。
飼い込むとかなり綺麗なミドリイシになります!


