
Acropora cerealis (Dana, 1846 )
固着性の樹枝状群体でcorymbose-plate状(コリンボース・プレート状)になる。
枝分かれした先細りの短い枝がほぼ均等な間隔で伸びる。
放射サンゴ個体は小枝の基部では強く着生した管状で、先端部では鼻型になり、その見た目は正に「麦の穂」のようである。
写真の個体は枝が細いタイプだが、枝が太いタイプの個体はヤッコミドリイシ Acropora divaricata (Dana, 1846 ) に良く似る。
その他、同じAcropora Nasuta Group (ハナガサミドリイシ近似種)のハナガサミドリイシ Acropora nasuta (Dana, 1846 ) やAcropora kimbeensis Wallace, 1999 、紅海から東アフリカのみに生息するAcropora plantaginea (Lamarck, 1816 ) 等、良く似た種は多い。
ポリプ(Polyp
)は日中伸ばすことはない。
色彩的には、淡褐色、もしくは淡緑で、色彩変異は殆ど見られないが稀に水色の個体もある。
先端部は淡いピンクになることもある。
礁池や、礁斜面の浅瀬に生息するが、個体数はあまり多くなく流通量も少ない。
その為、先端部が淡いピンクの個体は人気が高い。
飼育は、適度な照明と清浄な海水を必要とするが、色揚げも容易な種で、入荷時に褐色の個体を購入しても大丈夫だ。
但し、水質の悪化や、薬品使用等での褪色も著しいので、きちんと管理された水槽で飼育すること。
照明は直下を避けてレイアウトした方が良いだろう。
ブルー球を使うと、グリーンも維持しやすい。
成長は割りと早いが刺胞毒の毒性が弱く、他のSPS(Small-polyped
Scleractinian Coral )に触れると共肉が剥がれてしまうので余裕のあるレイアウトを心がけたい。


正直言って、ムギノホって興味がなっかったんですよ。
皆褐色で、小汚いAcroporaだなぁ・・・って思ってたくらいです。
まぁ、形状は変わってるから、メリハリつけるにゃ良いかな、と。
ところが、この個体をみて考えが変わりました。
グリーンと、水色が混じってて、先端がピンク。
こんなのあるんだ!って。
今はムギノホミドリイシの飼育はしてないのですが、綺麗な個体があったらまた欲しいですね。