週刊ベルリン通信                              
 ■ 2006年2月12日号 (2月6日−2月12日)

 以前も書いたが、ウチの水槽のコンセプトは大型ヤッコ
Centropygeを主役とし、脇役として劇美のイトヒキベラGenus Cirrhilabrus )やプセウドアンティアスGenus Pseudanthias )、リオプロポマGenus Liopropoma )を泳がすと言うものなのだが、イトヒキベラGenus Cirrhilabrus )だったら何でも良い訳ではなく、欲しい種は決まっている。
基本的に赤系のイトヒキベラ
Genus Cirrhilabrus )が好きなので、探している種は幾つかあるのだが、その中で一番欲しかった種、と言っても過言ではない種を入手した。
それはピンテールフェアリーラス Cirrhilabrus sp. である。
金曜の午後、いつものようにネットでショップチェックをしていると  に入荷しているのを発見した。
売れてしまっているかな?と思いつつ電話で在庫確認すると、まだあるらしい。
しかし入荷は1匹のみ、と言う事なので、夕方取りに行く約束をして売約にして貰った。
仕事は定時で切り上げ、車を飛ばす。
夕方は道路が混んでいるので、いつもは15分くらいで着く道のりも45分くらいかかった。
早速ピンテールフェアリーラス Cirrhilabrus sp. をチェック。
をを! やはり美しい!!
先月、
H崎さんの家にスイハイに行った際に実物を見せて頂いたのだが、やはりこのベラ、超綺麗だわ。
その前から、予定タンクメイトとして考えてはいたのだけど、H崎さん家で実物を見てから益々欲しくなっていたのだ。
MA34号の小特集がイトヒキベラGenus Cirrhilabrus )で、そこにピンテールフェアリーラス Cirrhilabrus sp. の写真が載っていたのだが、そこに載っていた本種の写真はお世辞にも綺麗な種には見えないもので、実物は遥かに美しい。
こちらは既に売約にしているので売れてしまう心配はないので、ゆっくり店内を見て回る事にした。
まぁ、目的はイトヒキベラGenus Cirrhilabrus )とプセウドアンティアスGenus Pseudanthias )のみなので、時間的にはそれほど掛からない。
で欲しい種のひとつ、フーデッドフェアリーラス Cirrhilabrus sp. も入荷してはいたのだが、残念ながら売約になっていた。
尤も、お金が無いのでフーデッドフェアリーラス Cirrhilabrus sp. のような高価な魚を買う事はできないのだけど・・・。
(´・ω・`)ショボーン
ぶっちゃけピンテールフェアリーラス Cirrhilabrus sp. も同じ値段だけど、それを倍出すほどのお金は無い。 (ノД`)

それでもフーデッドフェアリーラス Cirrhilabrus sp. はまた入れたいイトヒキベラ
Genus Cirrhilabrus )なので、そのうち購入するつもりでは居る。
その隣の水槽に、非常に気になる魚が居た。
" フーデッドフェアリーラス? " とクエスチョンマーク入りで表記されていた魚。
僕の眼にはロージーフィンフェアリーラス Cirrhilabrus bathyphilus Randall & Nagareda, 2002 のように見えた。
フーデッドフェアリーラス Cirrhilabrus sp. と違って体側の赤く染まっている部分が頭部だけでなく、尾鰭まで伸びている。
これはレアだ!!
本気でどうしようか迷ったが、これを購入したら、ウチの子供が幼稚園に行けなくなってしまうかも知れない。(;´Д`A```
そこで、素早くH崎さんに電話し、強く勧める。
H崎さんは即、購入を決意して下さったので、お店の方に売約にして頂いた。
どうやら、翌日H崎さんは  に件のベラを引き取りに行ったようだ。
どうせだったら知り合いに購入して貰えば、何かの折りに見せて頂けるし都合が良い。
H崎さんだったら飼育技術的には心配ないし、折角のレア種なので、即落とされてしまったら悲しいもの。

家に帰り、水合わせの後、一旦隔離ケースに投入。
餌を食べるかの確認をする。
デルマリ
SMを投入すると爆喰いだ。
まぁ、イトヒキベラGenus Cirrhilabrusなので餌喰いの心配は無いだろうとは思っていたが、状態を見極める為にも一旦は隔離ケースに入れた方が良いだろう。
隔離ケースも使い方次第で有効にも、その逆にもなる。
通常隔離ケースはお見合い目的餌付け目的で使用するだろう。
餌付け目的でない場合、魚種によっては早々にケースから放すべき種と、暫らく隔離した方が良い種とが居る。
隔離すべきでない魚種は例えば大型ヤッコなんかがそうだ。
余程大きなケースがあるのなら話は別かも知れないが、
30cm程度のケースだったら放してしまった方が良い。
狭いケースでストレスになり、餌付きが落ちてしまったり、拒食症になってしまったりするからだ。
イトヒキベラGenus Cirrhilabrusもあまり隔離しておくべき生体ではない。
運動量が多い種なので、隔離されているとそれがストレスになり、やたらと防護膜を作ってしまう。
防護膜を作れば、それだけエネルギーを使ってしまうので、良いことはない。
今回も、餌付きと状態のみを確認して、即放した。
 ← う〜ん。やはり綺麗だ。
心配していたローンボイドフェアリーラス Cirrhilabrus rhomboidalisロージースケールフェアリーラス Cirrhilabrus rubrisquamis Randall & Emery, 1983 との混泳は全く問題が無かった。
少々拍子抜けだ。
これはローンボイドフェアリーラス Cirrhilabrus rhomboidalisロージースケールフェアリーラス Cirrhilabrus rubrisquamis が其々
8〜9cm程の大きさなのに対し、このピンテールフェアリーラス Cirrhilabrus sp. 6cm程と大きさに差があるからだと思われる。
それにしても、ここまで全く攻撃がないとは・・・。
むしろ、大きさが近いキャンディーバスレット Liopropoma carmabi Randall, 1963ゴールデンストライプドアンティアス Pseudanthias aurulentus Randall & McCosker, 1982 、それと性格が悪いマルチカラーエンゼルフィッシュ Centropyge multicolor Randall & Wass, 1974 が多少追いかけているようだ。
やはり性格悪のマルチカラーエンゼルフィッシュ Centropyge multicolor は出て行って貰う魚の筆頭だな。
それにしても、ピンテールフェアリーラス Cirrhilabrus sp. は本当には美しく、非常に気に入った。
あと3匹くらい入れたくなって来た。
また悪い癖が出てきたなぁ。